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[プレミアリーグWEST]神戸U-18の連覇阻んだ京都橘、逆転でのプレミア残留!!

ゲキサカ / 2014年12月8日 21時38分

[プレミアリーグWEST]神戸U-18の連覇阻んだ京都橘、逆転でのプレミア残留!!

[12.7 高円宮杯プレミアリーグWEST第18節 神戸U-18 0-0 京都橘高 いぶきの森]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2014 プレミアリーグWESTは7日、最終節を行い、首位・ヴィッセル神戸U-18(兵庫)は9位の京都橘高(京都)と対戦。神戸は果敢に攻撃を仕掛けたが、最後まで1点が遠く、0-0で試合を終えた。一方、神戸を勝ち点1差で追っていたセレッソ大阪U-18(大阪)が東山高(京都)に3-0で快勝。この結果、C大阪(大阪)の初優勝が決まった。

 タイムアップの瞬間、ピッチに倒れ込んだ神戸の選手たちに対し、京都橘の選手はコーチから聞かされた他会場の結果を耳にしてから歓喜の輪を広げた。前節まで8位だった富山一高(富山)がガンバ大阪ユース(大阪)に0-2で敗れたため、京都橘は逆転で残留圏内8位へ浮上。神戸U-18と京都橘、この日手にした勝ち点1は同じだが、それぞれの持つ意味合いは大きく違った。

 勝てば自力優勝が決まる神戸は序盤からテンポ良くボールを動かし、試合の主導権を握ったが、「前半はいつもと違って、左右への揺さぶりが遅くなってしまった」とMF中井英人が振り返ったように京都橘のマークを剥がすことが出来ず。これまで攻撃の鍵となっていた南島彰人と米澤令衣の両ウイングを起点とした連係での崩しも見せることができできなかった。

 それでも32分には相手DF前でのパスで揺さぶり、左サイドへ繋ぐと、米澤がドリブルからのワンツーでPAに侵入してシュートを狙った。だが、タイミング良く前に出た京都橘GK矢田貝壮貴にブロックされる。41分にも中盤でのボール回しから右サイドにパスを入れ、DF藤谷壮がゴール前にクロス。低くゴール前に入ったボールを米澤がフリーで合わせたが、GKの正面に終わった。

 負ければ降格となる京都橘にとって、0-0で終えた前半は「完ぺきにプラン通りの展開」(米澤一成監督)。理想通りの試合運びで勢いに乗ると、後半2分にはDF倉本光太郎が自陣から前線に縦パスを入れ、FW中野克哉が反応。中野はPA右を抜け出し、ドリブルからゴール前にボールを繋ぐ。最後は反対サイドのMF大野拳弥がフリーでシュートを狙った。

 これは惜しくもDFにブロックされたものの、神戸に恐怖を与えるには十分な一撃。京都橘はここから反撃と行きたいところだったが、直後にCB清水遼大が相手との接触で右足首を痛め、交代を余儀なくされた。チャンスから一転、ピンチを迎えたが、米澤監督が「清水の分まで頑張ろうという気持ちがあったかなと思う」と口にしたように、これを機に再びチームが一致団結。以降も攻勢を強めた神戸の攻撃を粘り強く跳ね返し続けた。神戸は25分からCBの加古晴也を前線に上げてパワープレーを開始。30分には後方からのフィードをゴール前で加古が収めると左サイドに展開し、走り込んだ米澤にフリーでのシュートを放ったが、京都橘はDFが懸命にブロックするなど無失点を続けた。

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