1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

[特別インタビュー]自身初のタイトルを渇望する槙野智章「レッズでタイトルを」

ゲキサカ / 2015年6月18日 12時9分

―やはり変化はあったのですね?
「ありましたね。レッズでやっているプレーを見てもらって呼ばれるのであれば、間違いなくサイドで呼ばれていたと思います。でも、そうではなかった。レッズでやっているプレーを見て真ん中で呼ばれたということであるなら、守備のところでの人への強さや、あるいはゲームをコントロールする上でのコーチングというところを見てもらえているのかなということを感じました」

―ハリルホジッチ監督には何と言われましたか?
「『20日前から言うことを考えていた』ということについても、5月の合宿で言ってもらえました。ハリル監督が言ってくれているのは『良いところを伸ばす上でも、自分にできないことを認識しろ』ということです。ハリル監督は、自分に今できていること、足りないところ、そしてこれからもっとやらないといけないところというのを、練習でも練習後のミーティングでも強く言ってくれます。あとは合宿の中で見て、所属クラブに帰ったときにこれを意識しなさいという宿題も出してくれています」

―自分では、どういうところができないところだと認識しているのですか?
「ほぼ意識の問題で変わることだと思っています。ハリル監督の言葉で一番響いたのは、『違いを見せろ』ということです。スタンドから見ても、あるいは記者席から見ても、スタジアムのピッチ上に22人いる中で『あの選手、ちょっと普通と違うよね』と思われるようなプレーをしろと。『やっぱりあいつは日本代表の選手だよね』と思われるようなプレーをしろということを言われました。普通どおりにプレーして、普通に走って戦うのではなく、だれよりも走って、気持ちを前面に出して、バトルすべき場面では闘う。プレッシャーをかけるプレーもそうだし、喜ぶところもそう。だれがスタンドから見ても、『あいつ、ちょっと違うよね』『いい意味でクレージーだよね』と思われるような、ひと際輝く違いを見せろと言われています」

―その一つの例が球際でしょうか?
「ボールに詰めるところも、パススピードも、相手との距離の詰めも、これらは全部意識の問題だと思っています。『これぐらいでいいや』というのではなく、目の前の相手に勝つという気迫がボールに伝わると思っていますし、それが伝染して良いプレーにつながっているのかなと思っています」

―代表ではどういう自分になっていきたいですか?
「やはり、ポジションは確保したいと思っています。国内組の自分が置かれている状況の中でレベルアップするためには、意識の部分をしっかり持つことが必要です。毎日が勝負で、毎日見られているというぐらいの緊張感を持ってプレーしたいと思います。それが結果につながったり、プレーにつながると思っています」

(取材・文 矢内由美子)
◆X/ACEの詳細はこちら
http://www.sskamo.co.jp/campaign/x_ace/index.html

◆SOCCER SHOP KAMO アディダス マガジン
http://adidas.soccershopkamo.com/

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください