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日本高校選抜候補は大体大に逆転負けで選考合宿終了。1本を決めきる、守りきるチームとなって欧州へ

ゲキサカ / 2018年1月31日 21時23分

1本目18分、FW田中雄大(桐光学園高、左端)のゴールを喜ぶ日本高校選抜候補イレブン

[1.21 練習試合 日本高校選抜候補 1-2 大阪体育大]

 19日から大阪府内で選考合宿を行っていた日本高校選抜は合宿最終日の21日、大阪体育大と練習試合(30分×2本)を行い、1-2で敗れた。日本高校選抜は3月末からの欧州遠征で第56回デュッセルドルフ国際ユース大会に出場する。現在の候補選手30名から20名強まで絞り、2月10日の「NEXT GENERATION MATCH」(埼玉) や第33回静岡県ヤングサッカーフェスティバル(3月11日、草薙陸)に臨む予定。そして、最終登録メンバー18名で欧州遠征を実施する。

 平野直樹監督(履正社高)は大体大戦後に「普段とは違うポジションができることだったり、複数ポジションができることだったりは大切。彼らはトライして色々な良さを出してくれたと思います。色々な可能性もそうですし、こちらとしても選択肢が広がったと思います」とコメントした。

 合宿最終日は当初予定されていた紅白戦から30分×2本の練習試合へ変更。ポジション適正の見極めのため、チームとは異なるポジションで臨んだ選手もいた。その中で、ほとんどの選手は30分1本の出場時間でこの1本に集中し、試合終了まで全力でアピールをしようとしていた。

 前日のトレーニング後に選手権優勝校・前橋育英高の5選手が優勝パレード出席のために離脱。負傷を抱えるMF 梅津凌岳(京都橘高3年)は練習試合出場を見送ったものの、残り22名が“選考ゲーム”に臨んだ。

 1本目はGKが松田亮(東福岡高2年)で4バックは右から宮本優太(流通経済大柏高3年)、蓑田広大(青森山田高3年)、石井優輝(昌平高3年)、佐藤拓海(青森山田高3年)。中盤は菊地泰智(流通経済大柏高3年)と稲見哲行(矢板中央高3年)のダブルボランチで右SH青木真生都(東福岡高3年)、左SH檀崎竜孔(青森山田高2年)、2トップは佐藤颯汰(日章学園高3年)と田中雄大(桐光学園高3年)がコンビを組んだ。

 前半12分、大体大FWに抜け出されたものの、ここは懸命に戻ったDFのサポートもあってGK松田がファインセーブ。ピンチを逃れた高校選抜候補は前線からの連動した守りの中で、稲見が身体を投げ出してのタックルで突破を阻み、石井が落ち着いたカバーリングを見せるなど相手に決定打を打たせない。

 すると18分、高校選抜候補は中央から右サイドへボールを運ぶと、宮本のスペースへのパスからタイミングの良いランニングでDFを振り切った青木がクロス。これを田中が頭で合わせて先制した。

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