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黄金期ジュビロ、単身ボカ移籍、最年少J得点王…沖縄SV高原直泰が語る『キャリア』の裏側

ゲキサカ / 2018年4月4日 13時13分

■ボカでの思い出…「日本ってとんでもない異次元の国」

―そういえば昨年、アルゼンチンのマウリシオ・マクリ大統領が首相官邸に来て、安倍晋三首相が「日本人なら誰に会いたい?」と聞いたら、「高原に会いたい」と言ったというエピソードもありましたね。
 マクリさんは元ボカの会長でしたからね(笑)。

―半年間でそれだけのインパクトがあったんですね。
 どうですかね……。自分は特別なことをしていた訳ではないですけど、向こうの人にとったらすごいことみたいな感じなんですよ。この前テレビ番組の「YOUは何しに日本へ?」(テレビ東京系列)で、アルゼンチンから来たやつが「高原に会いたい」って来たんですけど、唯一俺が点を取った試合を、当時子どもだった彼がスタジアムで観ていたみたいで。

 向こうの人からしたら、日本ってとんでもない異次元の国というか、そういう認識なんですよ。何も分からないところ。そういうところから自分の国に来て、サッカーをやっていて、点を取って、それだけで「コイツすげえな」って認識があるみたいなんですよね(笑)。だからその時のインパクトが強いみたいなんですよ。自分にとってはうれしいことなんですけど(笑)。

―しかし、来たのは大統領ですからね(笑)。
 もともとマクリさんがボカの会長をしていた時に移籍したんですけど、マクリさんが「日本の選手ってのはどうなんだ」ってところから始まったらしいんですよ。日本の企業と取引をしていたらしく、企業を通じてオファーが自分のところにきたというか。
 さらに当時の監督だったビアンチ(カルロス・ビアンチ)がフランスつながりでトルシエ(日本代表のフィリップ・トルシエ元監督)に言って、「日本の選手なら高原だろう」という経緯で話が進んでいったという感じですね。いまじゃあり得ない移籍の流れです(笑)。

 4月4日更新の第2回では、沖縄SVでの活動、選手獲得の心得、若者へのメッセージについて掘り下げていく。

(インタビュー・文 竹内達也)

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