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鹿島内定CB関川主将が5か月ぶりに復活!初戦突破の流経大柏はインハイ連覇、3冠へ「エグい」「ヤベえ」チームに:千葉

ゲキサカ / 2018年6月10日 5時50分

流通経済大柏高は鹿島内定CB関川郁万主将が復活。インハイ予選初戦を3-0で制した

[6.9 総体千葉県予選決勝T1回戦 流通経済大柏高 3-0 千葉日大一高 流通経済大柏高G]

 高校ナンバー1CB復活! 平成30年度全国高校総体「2018彩る感動 東海総体」サッカー競技(インターハイ、三重)千葉県予選は9日、16校による決勝トーナメントに突入。1回戦8試合を行い、昨年日本一の流通経済大柏高は今大会初戦で千葉日大一高に3-0で快勝した。流経大柏は10日の準々決勝で市立柏高と戦う。

 流経大柏は1月に膝の手術を受けて長期離脱していた鹿島内定CB関川郁万主将(3年)が、1月8日の選手権決勝以来、約5か月ぶりとなる対外試合復帰。本田裕一郎監督が「鹿島が一生懸命リハビリをやってくれた」と感謝した鹿島のサポートと、本人の努力によって、当初告げられていた7月下旬の予定よりも1か月半も早くピッチに戻ってきた。同じく怪我で離脱していた右SB西尾颯大(3年)も2日前に合流。新チーム発足から5か月にして初めてフルメンバーに近い陣容で試合に臨むことになった。

 この日、初めてキャプテンマークを巻いて試合に臨む関川が、「自分は(インターハイ予選の初戦を)3回やっているので、『初戦だから難しいぞ』と。『点が入らなくても焦れるな』と声をかけました」と引き締めて試合に入った流経大柏は前半、「シンプルに蹴って良い。前半は0-0でも良い」と指示を受けていた通り、相手に合わせる形でシンプルにロングボールを多用した攻撃を見せる。

 千葉日大一に圧力をかけて敵陣でスローインを獲得すると、10番MF熊澤和希(3年)が飛距離十分のロングスローを連発。CK、FKも増やした流経大柏は16分と22分にMF佐藤輝(3年)がヘディングシュートを放ち、29分には左ショートコーナーから関川が左足シュートを狙う。だが、これがDFにゴールライン手前でクリアされると、熊澤やMF中井颯人(3年)がチャンスを迎えながらも決めきることができなかった。

 前半は0-0で終了。集中したカバーリングを見せていたCB寺島タケル(3年)やCB米倉陸斗(3年)中心に踏ん張り、無失点で折り返した千葉日大一は選手間で「行けるぞ!」という声も挙がっていた。だが、後半3分、流経大柏が先制点を奪う。セットプレー後のこぼれ球にスライディングした関川がペナルティーアークやや外側でFKを獲得。キッカーの熊澤が右足を振り抜くと、ボールはゴール右上隅に突き刺さった。

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