[デンチャレ]184cm、81kgの大型レフティーが「振って」決めた!。FW加藤大晟(鹿屋体育大)がプレーオフ選抜を決勝へ導く2発
ゲキサカ / 2024年3月1日 13時55分
[2.29 デンチャレ プレーオフ選抜 3-1 日本高校選抜]
184cm、81kgの大型レフティー。“九州のビエリ”がプレーオフ選抜を決勝へ導いた。FW加藤大晟(鹿屋体育大3年=浜松開誠館高)は0-1の後半19分、右中間でこぼれ球を拾うと左足一閃。豪快な一撃をゴール左へ突き刺した。
変化のきっかけになりそうな一撃だ。左足のパワーショットは特長の一つ。だが、「(左足を)持っているんですけど、大事にやろうっていうところがあって。そこは自分、ストライカーっぽくないって自覚してて、パス選択しちゃったりで……その中で、今日は振れたんで、そこは一個自信になったかなと思います」と頷く。
今大会初戦の関東選抜A戦も先発出場。だが、同じような状況でパスを選択し、相手ボールにしてしまっていた。ギリギリまで状況を見極めて判断できるところは強みと言える部分かもしれない。だが、FWとして変えなくてはならない“振る姿勢”。だからこそ、「今回はあの瞬間に『足、振ろう』と思って振った結果がゴールに繋がった。あの形、角度っていうのは結構自分でも得意な形なんで。なかなか試合でそういうのを出したかっていうと、そうでもなかった。でも、練習で上手くいってた形が試合で出せて良かったかなと思います」と喜んだ。
加藤は後半だけでシュート4本。後半43分の決勝点も加藤が決めた。左WB吉川敬進(鹿屋体育大2年=JFAアカデミー福島U-18)の左クロスに対し、相手DFの前にポジショニング。打点の高いヘッドで叩きつけると、ボールはファーポストを叩いてゴールへ吸い込まれた。
「監督のトミさん(永冨裕也監督)から『もっと動き直せ』ってその前からうるさく言われてて(微笑)。で、あの瞬間、1回ちょっとファーに回る動きをしたら、(吉川)敬進が上手く上げてくれたんで、上手く合わせれたかなと思います」。引き分け以上で決勝進出が決まる一戦で主役に。「ストライカーはゴール取ってなんぼだと思うんで、そこの仕事はできて良かったなと思います」と胸を張った。
加藤はFWとして静岡の強豪・浜松開誠館高へ進学。だが、DFへコンバートされ、CBや左SBを務めていた。「球際、ハードワークとかそういう基本的なところを開誠館は教えてくれるんで、そういうところは本当タメになってるなって思います」。元清水FWの青嶋文明監督からチームにとって大事な番号である「14」を与えられるなど期待されていた加藤は、高校同様、サッカーに集中できる環境を目指して鹿児島の国立大学、鹿屋体育大へ進学した。
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