「チャンスをモノに」。U-17日本高校選抜は先発抜擢の左SB岡崎礼暉(関東一)が躍動
ゲキサカ / 2024年3月5日 10時1分
[3.3 ヤングサッカーフェスティバル U-17静岡県ユース選抜 1-2 U-17日本高校選抜 草薙陸]
先発抜擢の左SBが期待に応えた。U-17日本高校選抜左SB岡崎礼暉(関東一高2年=インテリオールFC出身)が序盤から積極的な攻め上がりと集中力の高い守備。自分のできること、やらなければならないことの両方を求めていた富居徹雄監督(旭川実高)も「良くやってくれた」と讃えるパフォーマンスだった。
2日前の練習試合はベンチスタート。岡崎は「今日、午前中に先発って言われて、『やってやろう』っていう気持ちで臨めて、前半は良い感じに攻撃にも係れてチャンスも作れた」と振り返る。
東京の強豪・関東一では1年時時から先発を務めてきた実力派左SB。昨秋の選手権予選では早期敗退に終わったものの、ボールタッチ、パスの質の高さや推進力を発揮していた。この日も自分の特長であるスピード、運動量、左足の精度を積極的に発揮。MF木村有磨(履正社高2年)とのコンビで左サイドを攻略して決定的なラストパスを通したほか、攻め上がりを繰り返してクロスまで持ち込んでいた。
「持ち味であるオーバーラップからクロスを上げるところでは、サイドハーフの選手(木村)が上手く前向きに時間を作ってくれたんで、回る時間も作ってくれたんで、そういった部分で自分の持ち味を出せました」
今年のU-17日本高校選抜は関東一高の小野貴裕監督がコーチとして帯同。選手権予選敗退組ながらもU-17日本高校選抜に抜擢された左SBは、「こういった機会がなかなか少ないんで、チャンスをモノにできるように頑張りたいです。J-VILLAGE CUP U-18も先発で出て、勝利に貢献できるようにしたい」と力を込めた。
利き足、サイドは逆だが、リバプールの右SBトレント・アレクサンダー・アーノルドを参考にクロスの質を向上。小野監督も攻撃性能、スピードを評価するDFは、今年の目標について「関一、T2に下がっちゃったんですけどリーグ戦も優勝して、関東大会の予選が最初にあるんで、そこでまず優勝して、インターハイ、選手権と優勝できるように繋げていきたい」。この日、U-17日本高校選抜の中で光る動きを見せたSBが、貴重な活動の経験を関東一の勝利に結びつける。
(取材・文 吉田太郎)
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