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3人退場、再開チームをミス、超異例の終わり方…3月第1週は欧州各リーグで“まさか”の判定に物議

ゲキサカ / 2024年3月5日 13時20分

異例の判定が続いた

 欧州各リーグが後半戦に突入する3月の第1週は各国で異例の判定が下され、話題になっている。セリエA、ラ・リーガ、プレミアリーグの世界的なリーグで発生したまさかのレフェリングにファンから怒りの声が続出している。

▽セリエA第27節・ラツィオ対ミラン

 後半11分、ラツィオのFWバレンティン・カステジャノスが頭部を痛めて倒れると、こぼれ球が流れてきたDFルカ・ペッレグリーニはプレーを止める意思を示す。しかしマルコ・ディ・ベッロ主審は笛を口に持っていくも吹かずに続行させると、隙をついたミランのMFクリスティアン・プリシッチがボールを奪取してカウンター。ペッレグリーニは慌ててつかみ倒し、2枚目のイエローカードで退場になった。

 ラツィオは後半アディショナルタイム、DFアダム・マルシッチが暴言でレッドカードを貰うと直後にはプリシッチにファールされたMFマテオ・グエンドゥジが報復行為をして一発退場に。最終的に8人となり、0-1で敗れた。

 この試合はミランにも6枚のイエローカードが出るなど “乱発状態”に。セリエAの審判割り当てを担当する元主審のジャンルカ・ロッキ氏は、翌日にディ・ベッロ主審から謝罪の連絡を受けたことを『DAZNイタリア』の番組で明かした。『スカイ・イタリア』によればディ・ベッロ主審は試合をコントロールできなかったことで3試合の割り当て停止処分を受けるという。

▽プレミアリーグ第27節・ノッティンガム・フォレスト対リバプール

 後半アディショナルタイム9分にCKの流れからFWダルウィン・ヌニェスが得点し、リバプールが劇的な勝利を手にした。しかしCKの獲得につながる2つ前のプレーをめぐって、ポール・ティアニー主審の判断が誤っていたという指摘が出ている。

 N・フォレストのCKがファーサイドに流れると、主審はDFジョー・ゴメスが倒れていたことで試合をストップ。笛を吹いたときにボールはN・フォレストのMFカラム・ハドソン・オドイが保持していた。しかし、主審はリバプールのGKクィービーン・ケレハーへのドロップボールで試合を再開。再開から2プレー目でリバプールがCKを獲得し、ゴールに至った。

 競技規則ではプレーが止まった際のボールがあった位置に関係なく、最後に選手が触れた位置がPA内だった場合はGKへのドロップボールで再開することになっている。しかし今回はPAの外でハドソン・オドイがボールを触れた後に試合が止まったため、本来はN・フォレストへのドロップボールで再開すべきだったとみられている。元主審のマイク・ディーン氏は「重大なエラー」と表現して誤審だとする見解を示している。

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