日本の希少なお茶を「ホテル椿山荘東京」で取り扱い開始。里地里山の保全につながる希少な「絶滅危惧茶」
IGNITE / 2024年1月8日 12時0分
日本の生態系の特徴である、里地里山の保全につながる希少な「絶滅危惧茶(Endangered Tea)」が、CLASS EARTHのオンラインストアに登場。また、1月15日(月)より「ホテル椿山荘東京」にて取り扱いを開始する。
日本の農業や里地里山に焦点を当てた、珍しい日本茶を味わってみては。
里地里山を保全し、生物多様性を守る日本列島は、世界36カ所の生物多様性ホットスポットに指定されている。そして「里地里山」は、その日本の守るべき生態系の特徴だ。
古くから伝わる日本茶は、守るべき里地里山の保全にもつながり、また文化保存にも貢献する。
「絶滅危惧茶」では、サステナブルの象徴として、盆栽の現代アート「Kengo Bonsai Gallery」をパッケージに採用した。
また、梱包資材にはFSC認証紙製の和紙などを使用しており、売り上げの一部は「世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)」へ寄付する。
和歌山・富山・愛媛の伝統的な製法でつくられるお茶同商品の第一弾は、和歌山県熊野の釜炒り番茶(かまいりばんちゃ)、富山県朝日町のバタバタ茶、愛媛県西条の石鎚黒茶(いしづちくろちゃ)の3種類を扱う。
和歌山県熊野の「釜炒り番茶」「釜炒り番茶」は、奥熊野、本宮の山間部に古くから伝わる、伝統的な製法でつくられるお茶だ。
手摘みされた一番茶、二番茶の生葉を釜で炒ってから丁寧に揉んで天日に干したのち、茶畑の中にある小さな作業場で、釜で炒って仕上げた。新芽を加熱して酵素を不活性化させ、揉んで仕上げる手法は、現在主流の煎茶の原型とされている。
芳醇な香りと飲み飽きない味わいは、伝統的な茶粥でも、食事とのペアリングも愉しめる。
富山県朝日町蛭谷の「バタバタ茶」「バタバタ茶」は、摘んだ茶葉を蒸し上げたのち、麹カビによって乳酸発酵させた黒茶の一種だ。
茶碗に入れたお茶を、若いすす竹を2本合わせた夫婦茶筅で音を立てながら泡立てるところから、バタバタ茶と呼ばれるようになった。抗酸化性を示すポリフェノールも確認されている。
湯の中で十分に煮出したお茶は、焦げ木の芳ばしさや、カカオを思わせる苦味と甘みのある香りにともなって、田舎家にいるような懐かしい香りが立ち上る。
茶葉の製造や、茶筅の制作の担い手も少なくなってきているため、「バタバタ茶伝承館」において古くからの伝統が守られている。
愛媛県西条市の「石鎚黒茶」「石鎚黒茶」は、日本国内に4つしかない貴重な後発酵茶の中でも、さらに珍しい二段発酵茶だ。
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