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男女混合「無差別級」で試合、汗ダラダラ 殴られても痛くない「VRボクシング」

J-CASTトレンド / 2024年3月7日 20時0分

取材時にVRCボクシング練習会に来ていた参加者と集合写真

VRゴーグルを被れば、そこはボクシングのリング上。殴られても痛くなく、夢中でパンチを打ち込んで汗ダラダラ......気づけばシェイプアップ! メタバースプラットフォーム「VRChat」にある、ボクシングジムを模したワールド「VRCボクシング練習会」でのひと時だ。毎週木曜と日曜に集まり、試合やトレーニングをしているという。

「ボクシング」と聞くと、興味がある人でも「怖い」「痛そう」などのイメージを持つかもしれない。ただ最近では格闘技というだけでなく、エクササイズとしてジムやゲームに取り入れられ、馴染みやすいものになってきている。VR記者カスマルはペンも剣(拳)も強い記者を目指すべく、練習会に参加した。

マネキンを全力パンチ!......あれ?

ワールドに入ると、遊び方の説明書きが現れた。2種類のモードがあるようだが、いずれも本格的なボクシング体験ができるという。

ボクシング経験ゼロのカスマルでも、本当に楽しめるだろうか。緊張しながら進んでいくと、VRCボクシング練習会・広報の零落クリエさんが会場の説明をしてくれた。

すぐ先に見えるロビーには、VRCボクシング練習会の活動内容を漫画にしたものが飾られている。練習会には外国人のVRユーザーもよく来るので、注意事項は日本語だけでなく英語でも説明してあった。

そのままロビーを抜けると、リングが並んだエリアにやってきた。試合中の人、観戦する人、リング外でトレーニングやウォーミングアップらしき動作をしている人などさまざまだ。いかにも「ボクシングジム」感があり、遠目にも熱気が伝わってくる。

練習会は自主練がメイン。そのため筋トレ仲間を募集し、ひたすらトレーニングに励む人がいれば、試合を中心に行う人もおり、過ごし方は自由だという。

リングを正面にして右に進むと、初心者向けの解説動画が見られるスペースがある。基本の構えや、パンチの打ち方をここで学ぶ。さらに左に進むと、設置されている「練習会専用アバター」に変更ができる場所がある。なぜ専用アバターを置いているかというと、各ユーザーが使うアバターは、それぞれ腕の長さやサイズが異なるため。リーチ面や体格差で、試合の際に不利になる懸念を解消するねらいがある。グローブも「好きな色で試合を楽しんでほしい」との気遣いから、変更が利くようになっている。

アバターとグローブを整えたら、その隣にあるマネキンを相手にパンチを練習。

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