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新居の「間取り」を失敗して離婚危機!「まぶしい、うるさい」って、もうウンザリ

女子SPA! / 2024年3月31日 8時47分

◆夫の帰りも遅くなっていった

「翌日、会議で使うプレゼン資料を持ち帰ったんです。リビングで作業していると翌朝、出張で早く出る夫が寝室で寝ていて文句を言われました。最初、『電気がまぶしくて寝れない』と言われたので、電気を暗くして作業していました。

 そしたら、今度は『パソコンの音がうるさいよ』と言われたんです。イラッとしたけれど、彼の気持ちもわかるので何も言えず。結局、近くのネットカフェに行って作業しました」

 お互いに仕事も生活リズムもバラバラの2人。どちらかが悪いとわかっていれば喧嘩も起こるかもしれません。

 しかし、どちらにも言い分があるため、激しい喧嘩にはならなかったといいます。そんなことを繰り返しているうちに、2人には次第にストレスが……。しかし、いくら思い詰めても、家に帰れば同じ空間にいなければいけません。

「もし、これが同じマンションの別のタイプの部屋であれば、逃げ場もあったかもしれません。家に帰ると結局、顔を合わせないといけないし寝る場所も同じ。こんなことなら場所にこだわらずもっと広い物件を借りればよかった……と後悔しましたね。

 夫も同じ気持ちだったようで、だんだん家に帰る時間が遅くなっていきました。後に知ったことなのですが、家に帰りたくなかったため、夜まで開いているカフェで時間を潰していたようです」

◆夫婦でもパーソナルスペースは必要

 このままでは夫婦仲が破綻してしまうかも……と感じた奈々子さん。夫と話し合った結果、ついに引っ越しを決めることとなったのです。

「結局、住んで1年足らずでそのマンションから引っ越しました。今、住んでいるのは会社からは少し離れている下町エリアです。築年数はそこまで新しくはありませんが、家賃は予算内。2LDKなのでお互いのプライバシーは守られています。今では寝室は別々ですが、離れ離れになったことで逆に夫婦仲が良くなったような気がします」

 以前はお互いに気を遣って、朝起きるときは音を立てないようにしていた2人。現在は平日は別々に眠り、休日前のみ2人で寝るようになったことでストレスはぐんと減ったと言います。

 たとえ夫婦でも「パーソナルスペースは絶対に必要」と語る奈々子さん。家の間取りは、住んでいる人の生活に大きな影響を与えます。

 たとえ賃貸だとしても、夫婦であればお互いのライフスタイルや将来の家族構成なども考慮して、長く住める家を見つけるのがよいでしょう。現在、引っ越しを考えている人はぜひ参考にしてみてくださいね。

<取材・文/結城>

【結城】
男女観察ライター。鋭い視点で世の男女を観察し、 夫婦問題からイタい火遊びまで、幅広いエピソードを華麗に紡いでいく。Twitter:@yuki55writer

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