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新型ヤリスクロス絶好調! 1か月で約4万台を受注! 売れる要素はどこに?

くるまのニュース / 2020年10月20日 17時10分

トヨタは、2020年8月31日に発売したコンパクトSUVの新型「ヤリスクロス」が発売から1か月で約3万9000台を受注したことを明らかにしました。なぜ、新型ヤリスクロスはこれほどまでに売れているのでしょうか。

■新型ヤリスクロスの発売1か月動向

 トヨタのコンパクトSUVとなる新型「ヤリスクロス」は、2020年8月31日に発売されました。約1か月経った現在、その売れ行きはどうなっているのでしょうか。

 トヨタによると、新型ヤリスクロスの発売1か月(8月31日から9月30日)の間に約3万9000台を受注したといい、月販目標台数4100台の9倍超となりました。

 なお、新型ヤリスクロスは2020年8月上旬から先行予約受注を開始しており、この期間中には約1万2000台を目標の3倍を受注するなど、正式発売前から人気だったことがわかります。

 パワートレインによる販売比率は、ガソリン車が3割、ハイブリッド車が7割と半数以上がハイブリッド車を選んでいるようです。

 ヤリスクロス全体の購入層では、女性名義での購入が約3割となるなど女性からも注目されていることがわかります。

 なお、同じプラットフォームを採用するコンパクトカー「ヤリス」の際は、2020年2月10日の発売から翌3月9日時点での受注台数が約3万7000台となり、月販目標台数は7800台に設定されていることから、こちらも目標を大きく上回っていました。

 これほどまでに新型ヤリスクロスが好調な要因について、販売店スタッフは次のように説明します。

「新型ヤリスクロスが好調な要因には、まず人気のコンパクトSUVということと、価格が100万円台から設定されていることが大きいといえます。

 そのうえで、2020年5月から従来の販売チャネル専売戦略を廃止して、全店舗で全車種を扱うことで、お客さまがどの店舗にも足を運びやすくなりました。

 その結果、ほかの車種を見に来られたお客さまが新たに発売されたヤリスクロスを目にする機会が増えたことで、より多くのお客さまに関心を持って頂いているのではと考えられます」

※ ※ ※

 新型ヤリスクロスは、ガソリン車が179万8000円から244万1000円、ハイブリッド車は228万4000円から281万5000円となり、他社のライバル勢よりも価格が抑えられています。

■新型ヤリスクロスは、「丁度いい、SUV」

 新型ヤリスクロスは、コンパクトSUVならではの都市部での取り回し性が良いことはもちろん、高速道路での快適な走行性能、そしてコンパクトSUVでは珍しく高い悪路走破性を持っているのが特徴です。

 パワートレインは、1.5リッター直列3気筒エンジンを搭載するガソリン車、それと同じエンジンにモーターを組み合わせたハイブリッド車を設定。それぞれに2WDと4WDが用意されています。

 ハイブリッド車では、2WDでWLTCモード30.8km/LというSUVの常識を超えたクラス世界トップレベルの低燃費を実現。

 また、4WD性能ではガソリン車に「RAV4」などにも採用されている「ダイナミックトルクコントロール4WD」を搭載。路面状況に応じた3つの走行モード(ノーマル/MUD&SAND/ROCK&DIRT)を任意で選択可能です。

 ハイブリッド車のE-Fourでは、TRAILモードを設定。空転するタイヤにブレーキを掛けることで反対側のタイヤに駆動トルクを掛ける制御をおこない、接地するタイヤに最適な駆動トルクを配分し、悪路からのスムーズな脱出をサポートします。

 さらに、4WD性能を高める機能として、降坂時に停車速を維持する「ダウンヒルアシストコントロール」や、雪道などの滑りやすい路面でスムーズな発進をサポートする「SNOWモード」も備わるなど、本格4WD車顔負けの実力を持っています。

 安全装備面でも、X“Bパッケージ”を除く全車に最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」が標準装備されました。

コンパクトSUVのイメージを覆すほどの悪路走破性も高い新型ヤリスクロスコンパクトSUVのイメージを覆すほどの悪路走破性も高い新型ヤリスクロス

 新型ヤリスクロスのボディサイズは、全長4180mm×全幅1765mm×全高1590mm、ホイールベース2560mm、最低地上高170mmです。

 小柄なボディサイズではありますが、日常での使い勝手も重視した設計となっています。

 荷室空間にはコンパクトなボディの上下、左右、前後を賢く使った荷室アレンジを実現したことで、大きな荷物や長尺物の収納が可能です。

 リアシートは同社のコンパクトSUVとして初となる「4:2:4分割可倒式」を採用することで、リアシート真ん中を倒せば長尺物を積載出来ます。

 さらに、荷室スペースのデッキボードは6:4分割を採用したことで、載せる荷物に応じて荷室床面の高さを2段階で調整可能です。

※ ※ ※

 このように、サイズ感、走行性能、使い勝手、価格帯といったすべての要素において、魅力的で丁度いい部分が、新型ヤリスクロスが売れている秘訣なのかもしれません。

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