中国、新型ICBM開発 移動式と米戦略軍司令官
共同通信 / 2024年3月9日 5時37分
【ワシントン共同】米戦略軍のコットン司令官は8日までに、中国が新たな移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)を開発中だと明らかにした。米側は中国の不透明な核戦力増強に懸念を深めている。議会からは米軍も核戦力の強化を急ぐべきだと訴える声が出た。
コットン氏は2月29日に上院軍事委員会が開いた公聴会に出席。書面証言で「中国は新世代の移動式ICBMを開発している」とし、追跡が困難な移動式ICBMは「米国に複雑な課題を突き付けている」と指摘した。
8日付の保守系紙ワシントン・タイムズによると、上院軍事委員のフィッシャー議員(共和党)は「中国は猛烈な速さで核の現代化を進めている。新たな兵器や運搬手段の開発では既に米国を追い越している」と指摘。「議会は米国の核戦力の更新に強く関与しなければならない」と述べた。
1970年代に配備したICBM「ミニットマン3」を約50年にわたって運用している米国は、新型ICBM「センチネル」を開発中。実戦配備に必要な最低限の能力を2030年に得る計画だったが、遅れる可能性が出ている。
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