何度でも見たい美しき演技! 原作ファンも初見勢も夢中になった実写版のヒロインたち
マグミクス / 2024年3月10日 21時55分
■一回り年下の役でも演じきる!
毎年、マンガやアニメを原作にした実写作品が次々と制作されています。原作の場面をどう映像化するかなどいろんな評価軸がありますが、ファンの間で特に話題にあがるのはメインキャラたちの再現度です。今回は称賛を受けた3人のヒロインキャラについて振り返りましょう。
最近の実写版で注目された女優といえば、2024年1月19日に公開された映画『ゴールデンカムイ』で「アシリパ」役を演じた山田杏奈さんの名前があがるでしょう。本作は北海道を舞台にした埋蔵金を巡るサバイバルバトルに、アイヌ文化や狩猟、グルメなどさまざまな要素を織り込んだ同名マンガの実写版です。
主人公・杉元佐一(山崎賢人)の相棒として登場するアシリパは、原作では詳細な年齢は不明ですが、10代前半の少女として描かれています。そのため、アシリパよりも一回りほど年上の山田杏奈さんのキャスティングが発表された際には、「大人すぎないか」との意見も見られました。
しかし、映画が公開されるとそんな懸念は払拭され、「顔芸も可愛く透明感があってよかった」「しゃべり方アニメ版に似てる」「杏奈ちゃんまじでアシリパだった。もうアシリパは山田杏奈しかおらん」「キャラの再現は全員すごかったけど、山田杏奈の変顔が衝撃的でこんな演技もできるのかと驚愕」など、かわいい変顔を見せる子供らしさと、透明感のある美しさを同居させた彼女に高い評価が集まっていました。
また、「冬の北海道で子役働かせられないよな」「長期スパンで映像化しそうなペースだし、すぐ成長しちゃう子役より大人が最適」と、年齢面の問題にも納得の声が出ています。
ちなみに山田さんは白目を剥いた変顔は鏡では確認できないため、スマホで写真を撮って何度も確認したそうです。WOWOW放送のドラマの続編も決まっただけに、山田杏奈さんの今後の演技にも注目です。
2012年~21年にかけて5作が公開された実写『るろうに剣心』シリーズも、各キャストの再現度の高さが話題になった作品です。その最終作となった『最終章 The Beginning』は原作の「追憶編」の実写化で、幕末期に最強の人斬り「緋村抜刀斎」と恐れられていた主人公の緋村剣心(佐藤健)と、彼が助けた若い女性、雪代巴の物語が中心に描かれています。
本作で巴役を演じたのは、有村架純さんです。巴は剣心に殺された許嫁の復讐のために彼に近づくも、一緒に過ごすうちに心ひかれてしまうという複雑な役柄を見事に演じました。彼女を密使として剣心の元に送り込んでいた辰巳(北村一輝)と剣心との戦いのなかで、剣心を助けようとして彼に斬られ殺されてしまいます。
原作ファンからも人気の悲しき難役を演じるにあたり、有村さんは監督からの「頬がこける感じで」とのオーダーに応えるために減量して撮影にのぞんでいました。ネット上では有村さんの演技に対して「巴の儚さと美しさを再現した表現力に脱帽」「凛とした生き方と女性らしさがあふれ出ていて演技力に驚かされた」「話の順番いじって最後に『追憶編』持ってくるのにふさわしい素晴らしい演技」といった賞賛の声があがっています。
2024年の今後公開の実写版では、7月12日公開予定のシリーズ4作目『キングダム 大将軍の帰還』で楊端和(ようたんわ)役を演じている長澤まさみさんがファンの期待を一心に集めているようです。本作は中国春秋戦国時代を舞台に主人公の信(山崎賢人)が秦の国王、エイ政(吉沢亮)とともに中華統一を目指すストーリーで、長澤さんはシリーズ1作目から登場しています。
楊端和は山の民を武力とカリスマで束ねる、美しき「山界の死王」と呼ばれる女性です。長澤さんはこの役を演じるにあたり、部下役の共演者と話さないようにするなど徹底した役作りを行っていました。
ただ、楊端和は1作目では多くのシーンに登場したものの、原作の都合上2作目では登場せず、3作目でもラストのわずかなシーンしか登場しませんでした。しかし、4作目ではティザーPVですでに登場しており、「長澤まさみの楊端和を観るだけでも価値がある」「二刀流で次々と敵を薙ぎ倒す強さと、凛とした佇まいを見せる鳥肌もんの演技がまた見られるのが楽しみ」など、公開を待ちわびるファンの声も多いです。
実写『キングダム』シリーズは、キャストたちの年齢の問題もあり「原作のどこまでやる予定なのか」という点も近年話題になっています。実写版の楊端和ファンとしては、彼女が最大級の活躍を見せる「合従軍編」までやってほしいところでしょうが、果たしてどうなるのでしょうか。
※山崎賢人さんの「崎」は「たつさき」が正しい表記
※アシリパの「リ」は小文字が正式表記
(LUIS FIELD)
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