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まさか自分が【更年期うつ】だなんて。約4割の女性が経験する「抑うつ症状」の実態

OTONA SALONE / 2024年3月6日 21時1分

「最近、気分が落ち込みがち」「やる気がなく何もしたくない」などの悩みはありませんか?

日本の女性は一般的に50歳頃に閉経を迎えるといわれてきましたが、昨今の研究では平均値は52歳であるとされ、閉経前後の5年間が更年期と定義されています。
更年期には心やからだのさまざまな不調に悩む女性が多いようです。

更年期女性のお悩みのひとつに、憂うつ感や気分の落ち込みが続くうつ症状があります。
今回は、更年期うつの対策法について「あんしん漢方」の薬剤師、清水みゆきさんに教えてもらう【後編】です。

 

この記事の【前編】を読むある日突然、人と会うのがおっくうになって友人とのランチ会をドタキャン。そこから始まった恵子さん(49歳)の「更年期うつ」の日々…。

 

更年期のうつ症状には漢方薬という選択肢も

Photo:O-DAN

更年期の不調の改善には、日本産婦人科学会が推奨している漢方薬もおすすめです。

更年期のうつ症状には、「ホルモンの乱れや自律神経のバランスを整える」「精神を安定させる」「肉体的な疲れを軽減することで、落ち込みや不安を軽減する」などの働きをもつ生薬を含む漢方薬が使われます。

漢方薬は自然の生薬の組み合わせで作られており、心とからだのバランスを回復させるため、さまざまな不調を訴える更年期女性に対してはとくに有効とされています。

また、西洋薬のような対症療法ではなく、根本からの体質改善が目指せるので、うつ症状の改善だけでなく、心身の不調に悩まないからだへと導いてくれるでしょう。
更年期うつには、精神の緊張をゆるめて精神不安を改善する働きが期待できる半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)という漢方薬がおすすめです。

以下のような症状のある人に適しています。

・気分がふさぎがち


・のどのつかえ感


・めまい

・動悸

 

漢方薬を選ぶときの注意点

漢方薬を選ぶ際の重要なポイントは、その人の状態や体質に合っているか、という点です。
うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に向いているのかを見極めるためには、専門家の力を借りるのがおすすめです。

漢方に詳しい薬剤師がAIを活用し、お手頃価格で、個人に効く漢方を見極めて自宅に郵送してくれる「あんしん漢方(オンライン個別相談)」などのオンライン漢方サービスに一度相談してみるのもいいでしょう。

相談もスマホで完結するので、対面では話しにくい悩みも気軽にできます。

 

 

更年期うつから抜け出そう

Photo:O-DAN

憂うつ感や気分の落ち込みなどのうつ症状が続くのは、更年期が原因かもしれません。
1人で悩まずに専門家に相談してみませんか?
漢方薬で心とからだのバランスを整えて、毎日を笑顔で過ごしていきましょう。

 

<この記事を書いた人>

あんしん漢方薬剤師 
清水みゆき

漢方薬・生薬認定薬剤師、JAMHA認定ハーバルセラピスト。製薬企業の研究所員を経て、漢方調剤薬局に8年間勤務。漢方薬の服薬指導、食事や養生法での健康づくりのサポート、ハーブティーやアロマの相談販売に従事。

現在も漢方調剤薬局で薬剤師として在勤しながら「ママのためのやさしい漢方」のサイト運営や漢方やハーブの通信講座やセミナー講師としても活動中。

症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でもサポートを行っている。

 

≪あんしん漢方 薬剤師  清水 みゆきさんの他の記事をチェック!≫

 

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