<劇場映画鑑賞者に関する調査結果>『ラ・ラ・ランド』が「圧倒的な話題性」を獲得、デートムービーとして大ヒット
PR TIMES / 2017年4月5日 10時52分
2017年2月24日公開『ラ・ラ・ランド』に関する劇場鑑賞者調査結果
映画・映像エンタテイメントに特化したマーケティングデータ分析・レポート提供を行っているGEM Partners株式会社(ジェムパートナーズ 代表取締役社長 梅津 文 東京都渋谷区)が発行するオンライン劇場鑑賞者調査「ポストサーベイレポート」に2016年12月~2017年3月に公開された40作品を追加しました。その中から『ラ・ラ・ランド』の調査結果に注目してご報告します。
『ラ・ラ・ランド』の鑑賞理由は「話題性」が45%で最大で、2番目の作品に大差
『ラ・ラ・ランド』(2月24日公開)は公開週土日の動員ランキング1位スタート、調査を実施した3月25~26日時点で累積動員人数250万人を超える大ヒットとなっています。
本作鑑賞者の鑑賞理由のうち「話題なっていた/話題になりそうだった」が、45%に達する最大の理由となりました。
[画像1: https://prtimes.jp/i/13190/16/resize/d13190-16-681214-3.jpg ]
今回調査した40作品のうち、本作に次いで「話題なっていた/話題になりそうだった」が高い作品は、『モアナと伝説の海』の30%と『SING/シング』の29%です。本作はこれらの作品に15pt以上の大差がつく「圧倒的な話題性」を獲得しています。また、昨年のアカデミー賞で同じく監督賞を受賞した『レヴェナント 蘇えりし者』で38%、作品賞の『スポットライト 世紀のスクープ』では31%と、これらの作品に比べても本作は高い数値になっています。
作品力に加えて、公開をアカデミー賞(受賞)の発表(日本時間2月27日)と重ねたことの効果が数値としても現れていると考えられます。
『ラ・ラ・ランド』の同伴者は「恋人・気になる異性」と「夫婦」が多く、デイミアン・チャゼル監督の前作『セッション』から大きく変化
『ラ・ラ・ランド』を一緒に観た人は、「恋人・気になる異性」と「夫婦」が今回調査した他作品に比べて高く、デートムービーとしての位置づけを獲得しています。
本作の監督「デイミアン・チャゼル」の前作は『セッション』で、数十スクリーンの小規模作品ながら1スクリーン当りの興収が非常に高いスマッシュヒットになったことは記憶に新しいことです。300スクリーンを超える公開規模の本作と単純比較はできませんが、『セッション』の同伴者を見ると「一人で」が突出しており、『ラ・ラ・ランド』とは大きく作品の位置づけを変えていることが読み取れます。
[画像2: https://prtimes.jp/i/13190/16/resize/d13190-16-227668-1.jpg ]
[画像3: https://prtimes.jp/i/13190/16/resize/d13190-16-613832-2.jpg ]
同じ監督、同じ音楽ジャンルの作品ですが、異なる作品の位置づけに応じ、異なるターゲット層に訴求し、圧倒的な話題性により動員を獲得できたことが、本作のヒットにつながったと考えられます。
■本レポートについて
ポストサーベイレポートでは、上記の「観た理由」「誰と観たか」以外に、「鑑賞者の性年代」「年間鑑賞本数」「観なかった理由」「満足度」「続編鑑賞意向」「鑑賞者の映画に求めるもの」「口コミ、グッズ・パンフ購買状況」などの項目を、2014年12月以降公開の洋画・邦画/実写・アニメの全428作品について調査したレポートを作品ごとにご用意しています。興味ある作品、調査内容についてお気軽にお問い合わせください。
レポートの詳細は以下のページでご覧いただけます。レポートサンプルとして『本能寺ホテル』のレポートを無料でダウンロードいただけます。
https://gem-standard.com/p/report/goo042800554
■調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査対象:全国に住む15~69歳の男女/約1万サンプル(内映画鑑賞参加者約4,000サンプル)
調査日:2017年3月25日(土)~26日(日)
■レポート概要
【商品名】作品別 ポストサーベイレポート
【ページ数】 2ページ
【販売方法】ダウンロード
【提供ファイル】PDFファイル
【価格】 30,000円(税別)
■会社概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/13190/table/16_1.jpg ]
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