「昔は健常者のふりをしていた」聴覚障がい、トゥレット症ーー障がい当事者の“不自由な日常”を世間に発信し続けるワケ
日刊SPA! / 2025年1月11日 15時50分
うさぎ:そう言われてしまうから、私は店に行って直談判していました。レジ打ちが楽しそうだったので、小さい頃からコンビニで働くのが夢だったんです。だけど、募集要項には「電話してください」と書いてある。私は電話ができないので、お店に行って「アルバイトがしたいです。でも耳が聞こえなくて電話ができないので、直接来ました」といった文を紙に書いて、店員に渡しました。
そうしたらオーナーに伝えてくれて、後日、面接を受けて採用されたんです。「耳が聞こえません」と書いた名札をつくってもらい、安心してレジができました。
酒井:その行動力が素晴らしいですね! 世の中には思ったよりも協力してくれる人がたくさんいて、事情を話せば一緒に考えてくれるんですよね。
酒井隆成
トゥレット症の当事者として啓発活動に取り組む。2019年、桜美林大学在学中に出演したAbema TVの番組が話題に。以来、マスメディアの取材や自身のYouTubeなどで発信するなど、トゥレットの日常や経験を伝える活動を行っている。大学卒業後の2023年、重度訪問介護を専門とするマツノケアグループに入社。著書に『トゥレット症の僕が「世界一幸せ」と胸を張れる理由』(扶桑社)。
難聴うさぎ
1歳から補聴器+読唇術、24歳で世界一周を果たし手話も習得。コミュ力モンスター/耳についての発信をYouTubeやTikTokなどで行うインフルエンサー。SNS総フォロワー77万人。著書に『音のない世界でコミュ力を磨く』(KADOKAWA)。
<取材・文/大橋史彦 撮影/星 亘>
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