【WWE】東京五輪レスリング金のゲイブル・スティーブソン解雇 〝塩試合〟1戦のみで見切り
東スポWEB / 2024年5月6日 6時3分
レスリングの2021年東京五輪フリー125キロ級金メダリストでWWEと契約を結んでいたゲイブル・スティーブソン(23)が、同団体を解雇された。複数の米メディアが伝えた。
米紙「ニューヨーク・ポスト」や複数のプロレスメディアによると、4月の祭典「レッスルマニア」後に恒例となっている人員整理の対象になり、3日に解雇された。今回も10人以上がWWEに契約を打ち切られたが、その中の一人が金メダリストだったという。
スティーブソンは東京五輪後の21年9月にNIL契約を結んだ。当初はミネソタ大学に通いながらプロレスのトレーニングを続ける予定とされ、同年10月には「WWEドラフト」でロウ所属となった。だが、ゲスト枠で登場することはあっても試合出場はなく、カレッジレスリングに復帰。当然のようにレスリングの活動に没頭し、デビューの機会はめぐってこなかった。
本格的なデビュー戦は23年7月のNXT「グレート・アメリカン・バッシュ」。元US王者バロン・コービンとのシングル戦に臨んだ。ところがベテランのコービンにあしらわれた末に、両者リングアウトで消化不良の結末。あまりの〝塩試合〟に、観衆から大ブーイングが起きたほどだった。
今回の解雇により、WWEで放送されたスティーブソンの試合はこの1戦のみで終わった。多くの米メディアは、スティーブソンが解雇された理由に「プロレスファンからの支持を得られなかった」ことを挙げている。プロレスとレスリングの〝二刀流〟とは聞こえがいいものの、ファンには「どっちつかず」と映っていたようだ。
スティーブソンの解雇についてWWE、本人ともに公式コメントを出していない。一方でCCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは4日(日本時間5日)のPLE「バックラッシュ」後の会見で、今回のタイミングで解雇されたドリュー・グラッグについて聞かれ、こう答えている。
「我々は常に才能ある選手をリリースしている。NFL(米プロフットボールリーグ)は、年間400~500人の選手を解雇する。それが我々の仕事の一部だ。人材を引き入れ続けることはできないので、この仕事の不運な部分は才能が放出されることだ」
スティーブソンの才能は、プロレスには適していなかったと判断されたのかもしれない。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
武藤敬司「システム全体を変えたほうがいい」 サイバーエージェントがプロレスに本腰
ITmedia ビジネスオンライン / 2024年5月25日 10時38分
-
【マリーゴールド】桜井麻衣 野崎渚とタッグ戦ドロー「決着つくまでやり合いますわ」 W外国人も躍動
東スポWEB / 2024年5月20日 21時16分
-
【WWE】戸澤陽まさかの〝パワハラ地獄〟 巨漢リードに敗れ…試合後はゲイブル先生の説教
東スポWEB / 2024年5月14日 22時49分
-
【WWE】タンガ・ロアが兄タマ・トンガに続き衝撃のブラッドライン入り! 3月まで新日本参戦
東スポWEB / 2024年5月5日 10時38分
-
ブル中野の歴史に残る壮絶な一戦 非情のチェーン攻撃で神取忍の右目を破壊
東スポWEB / 2024年4月28日 10時10分
ランキング
-
1大谷翔平の負傷は「影響を及ぼす」 偉業達成に暗雲か…米メディアが危惧する“制限”
Full-Count / 2024年5月26日 16時5分
-
2ドジャース大谷が「12億円豪邸」を購入したワケは? 通勤や将来の子育てに最適の声も
日刊ゲンダイDIGITAL / 2024年5月23日 16時16分
-
3【一問一答】西武監督代行の渡辺GM「負けるのは嫌いな性格。気持ち前面に」 コーチ陣は変更なし
スポニチアネックス / 2024年5月26日 19時26分
-
4日本ハム・加藤貴が無四球完封 驚異のストライク率74.2% 「マダックス」惜しい101球で3勝目
スポニチアネックス / 2024年5月26日 6時1分
-
5《史上最速Vへ》大の里、来場所で“特例の大関獲り”の可能性 「三役で3場所33勝」は満たさずも、“3場所前は平幕”で昇進した照ノ富士の前例あり
NEWSポストセブン / 2024年5月26日 11時15分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください