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東大生が面接の自己PRで使わない「ある一言」 企業はどんな学生がほしい?重視する要素とは

東洋経済オンライン / 2024年3月21日 16時0分

就職活動で、企業はどんな人材を求めているのでしょうか(写真: jessie / PIXTA)

面接で自己PRをする際に、言葉選びを意識していますか。言葉選びを間違えてしまうと、面接官からあまりいい印象を持たれないことも。東大カルペ・ディエムが上梓した『東大就活』より、東大に合格した受験エリートならではの就活テクニックをご紹介します。

「東大生は、就活において『自主的』という言葉を使わない」と聞くと、みなさんはどう思いますか。

【図表】企業が選考で重視する要素ランキング

就活では、面接やエントリーシートで自分のことをプレゼンする機会が多いと思います。そしてそのために、自分の長所や強み、『自分が何に秀でている人間なのか』ということについて、きちんと説明できるように準備をする学生がほとんどでしょう。

自分の長所を伝えるうえで、「自主的」という言葉は、とても使い勝手のいい言葉です。面接官に「自分から進んで動いて、行動した人間である」という印象を持ってもらえそうな言葉だからです。

一方で、東大生は就活において「自主的」という言葉を使わないそうです。というよりも、使わないように努力している場合が多い、と言ったほうが正確かもしれません。

企業が選考で重視する要素

どういうことなのでしょうか。このことを説明する前に、まずは「一般社団法人 日本経済団体連合会(略して経団連)」が行ったアンケート調査を紹介させてください。

この調査の中では、「各企業が選考にあたって特に重視した点」という項目があります。

その結果を見ると、以下のようになっています。

※外部配信先では画像を全部閲覧できない場合があります。その際は東洋経済オンライン内でお読みください

ここから、多くの企業から強く求められているのは「コミュニケーション能力」であることがわかります。

一般常識や語学力、学業成績よりも、コミュニケーション能力が重視されているのです。当然ではありますが、仕事では、顧客や同僚、上司といった多くの他者と関わることになります。そう考えたときに、他者との意思疎通のためにもコミュニケーション力は欠かすことができないと言えます。1位にくるのも、納得感がありますね。

次に求められるのが、主体性です。さて、皆さんは、主体性という言葉の定義を明確に持っているでしょうか? おそらくですが、主体性というのを、なんとなく「積極的」とか「自主的」といった言葉と同じように定義している人もいるのではないかと思います。この点を勘違いして解釈してしまうと、就活で大きな失敗をしてしまう可能性があります。

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