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「時間の使い方が下手な人」はコツがわかってない 勉強時間をつくれない人に、独学プロが教える

東洋経済オンライン / 2024年3月25日 18時0分

独学のプロが教える「時間を有効に使うコツ」とは?(写真:Taka/PIXTA)

読売新聞社記者などを経て、働きながら独学で司法書士試験、公認会計士試験に合格した石動龍氏による連載「あらゆるスキマ時間で集中学習! 無駄ゼロ独学術」。エンターテインメントコンテンツのポータルサイト「アルファポリス」とのコラボによりお届けする。

私の時間の使い方

最近「パラレルワーク」という言葉を耳にすることが増えてきました。私も、複数の仕事を同時並行でこなしています。公認会計士、税理士、司法書士、行政書士のほか、ワイン小売店経営、医療法人役員、協同組合理事、つい最近まではラーメン店を経営しており、気がつけば名刺は5種類以上、肩書は10以上になっています。さらに、2023年から不動産業を始め、税理士試験の学習支援サービスも開始しました。

どの事業も人任せにはしていません。ほぼすべての業務を自分自身が行っています。法人税や所得税の申告書、登記申請書や委任状、許認可に関する書類などは、すべて私が一から十まで作成しています。

すごいだろ?と自慢したいわけではありません。これまで書いたように、私はまったくの凡人だと思っています。それに、自分で手を動かすことは、必ずしもいいことではありません。自ら手を動かすスタイルで働いていると、自分の可処分時間以上に仕事は増やせません。ビジネスの規模を大きくすることはできないので、収入も頭打ちになります。

あえて言うならば、時間の使い方は人より少しだけうまいかもしれません。

たとえば、この原稿を書いたのは、とある日の土曜の12時です。朝7時に起床して事務所に行き、顧問先2社の会計データをチェック、来週決済の所有権移転登記書類を作成したあと、9時にラーメン店の材料を買って店に行きました。家に戻って11時からラーメンの試作をして、それから原稿を書き始めています。1回の記事は4000字が目安のため、1300字ずつ、3日に分けて書く予定です。

たくさんの仕事を並行して行っている

この日は一例ですが、だいたいこんな感じの日々を過ごしています。毎日の作業で行っていることは、受験生時代よりはるかに多いです。ですが、それほど忙しいという感覚はありません。むしろ、まだまだやりたいことがたくさんあります。

しばらくやめていた格闘技の練習も再開したいですし、民泊を始めるための物件探しもしたいです。最近、市役所前の広場を借りて屋台やキッチンカー、ステージパフォーマーを誘致し、数千人が来場するイベントの運営も始めました。地元の経済を活性化させるため、微力ではありますが力を尽くしたいと思っています。

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