九州は24時間雨量が250mm超の大雨の所も 今夜は関東で雨具が活躍

ウェザーニュース

今日3月24日(日)は前線の停滞する九州では局地的に非常に激しい雨が降り、長崎県内では24時間雨量が250mm超の所もあります。午後は九州南部で雨が強くなっています。

中国、四国から東海も断続的に雨が降り、関東もこの後は雨が降りやすくなる見込みです。

長崎県の雲仙岳で250mm超の大雨に

今日は前線が東シナ海から本州の南に停滞し、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため明け方から九州で雨雲が発達しました。

昼頃には、熊本県天草市牛深で1時間に41.5mmの激しい雨を観測しました。24時間の降水量は長崎県長崎市で240mm超、長崎県・雲仙岳で250mmを超えて、3月の観測史上1位の大雨となりました。

午後になって発達した雨雲は南に移動し、九州南部でも雨が強まりました。15時までの1時間に宮崎市で22.5mmの雨量を観測しています。

九州では夜にかけても強い雨の降るおそれがあります。引き続き、土砂災害や河川の増水、道路冠水に警戒が必要です。

関東でも夜にかけて雨が降りやすい

雨雲の予想　24日(日)20時

中国、四国から近畿・東海にかけても、昨日に続いて雨になっています。本降りの雨となっているところもあり、あいにくの日曜日となりました。

雨雲は関東南部にもかかり始めていて、夜にかけて関東各地で雨が降りやすくなる見込みです。

西日本や東日本は今夜もスッキリしない天気となる見通しです。外出の際は折りたたみ傘をお持ちください。