1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

GW明けはお買い物のチャンス!?半値近く値下げする野菜も 5月の野菜予報

ウェザーニュース / 2024年5月2日 5時10分

ウェザーニュース

4月は、全国的に夏のような気温の日があるなか、肌寒くなったり、雨の日も多く、不順な天候となりました。その影響は野菜売り場にも及びました。

スーパーマーケット「アキダイ」(本社・東京都練馬区)の秋葉弘道社長は「GW(ゴールデンウィーク)明けからはお買い物のチャンス」と予想します。天気と高値の関係など、5月の野菜について教えていただきましょう。

連休明けに値下がり期待の野菜は?

4月終わりの野菜価格は全体に高めとなっています。

「不順な天候が生育に影響したり、産地に野菜があっても、雨のタイミングが悪く収穫できなかったりしたのです。しかしGW明けには、ほとんどの野菜は今の値段から下がっていくでしょう。GW中はどうしても、インバウンドや国内旅行の需要があるので値段は下がりませんが、GW明けからです。

ただ、この春は過去にない不順な気象で、一筋縄ではいきません。5月はじめで30℃になる予想も出ていますが、高温になってマルと出るかバツと出るか。生育が進んでたくさん出回る野菜もあれば、生育が行き過ぎたり、ダメになったりしてしまうものもあるのです」(秋葉社長)

GW明けから期待できるのは、どんな野菜でしょうか。

「キュウリ、ピーマン、キャベツなど。一番安くなりそうなのは、コマツナやチンゲンサイ、ホウレンソウなどの葉物類です。

キャベツは、今出回っている春キャベツが初夏キャベツに変わり、このまま天候悪化などがなければ価格が下がっていきます。200円台のものが100円台後半になって、5月中旬に100円台半ば、後半に100円台前半に下がるイメージで、4月から半値近くまで値下げするものもあるでしょう」(秋葉社長)

定番野菜についてはどうでしょうか。

「ニンジンは、今の主産地が西の方なので、雨により作業ができなかった影響で入荷が安定していません。1週間晴れが続けば、どんどん価格も下がっていきます。

ジャガイモは、5月の頭から下がり始めて、落ち着くのは5月の半ばという感じです。今、やや高めなのは、産地で雨が断続的に降っているために、収穫がなかなか進まないようです。もの自体はあり、5月半ばには静岡あたりの大きな産地のものが出てくるはずです。

タマネギの価格はだいぶ落ち着いてきました。去年のように高くはならないでしょう。この後出てくるタマネギは大玉傾向なので、狙い目だと思います」(秋葉社長)

旬の野菜も楽しみです。

「ソラマメなんかは、GW明けから落ち着きます。今はちょっと高値なのは、暖かかった影響で西の方の産地のものが早く出終わったのに、関東産のものが始まっていないからです。5月の半ばになったら関東ものが始まり、徐々に下がっていきます。

アスパラは、円安の影響で輸入物が高めで少なくなっています。旬の国産のアスパラがおすすめです。輸入のアスパラが少ない影響で国産も少し値上がりする可能性はあるので、安いタイミングを見計らうといいでしょう。

トマトは、GW前に需要増から価格が多少上がることがあっても、明けから下がります」(秋葉社長)

値上がりする野菜は?

5月に値上がり予想の野菜は特にないといいます。

「今までの価格が異常に高かったので、これより上がることはないでしょう。例えば、ダイコンは高値が少し続きますが、1、2週間のずれがあっても、5月後半には下がってくるでしょう」(秋葉社長)

天気の影響は食卓にも大きく響いています。少しでも安くてよいものを求めていきたいですね。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください