地震に伴う製品事故に注意!
Digital PR Platform / 2024年2月29日 11時0分
~二次災害を防ぐため平時から備えよう~
東日本大震災(2011年3月11日発生)からまもなく13年になります。その間にも、2016年発生の熊本地震や2018年発生の北海道胆振東部地震など大規模な地震が発生しています。本年1月1日には能登半島地震が発生し、今現在も避難生活をされている方が多くいます。過去の震災では、地震そのものによる被害だけでなく、地震をきっかけにした製品事故も発生しており、注意する必要があります。独立行政法人製品評価技術基盤機構[NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原]は、震災時に気を付けるポイントをお知らせします。
【同時発表:経済産業省、消費者庁】
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2526/83998/600_161_2024022813330065deb77c55313.png
震災時には、主に地震直後に発生する製品事故と、復旧時に発生する製品事故があります。
また、地震によってインフラが停止した際に使用する製品として、停電時でも電気製品の利用を可能とする携帯発電機や、ガスの供給が止まっても調理を可能とするカセットこんろ等があります。しかし、これらの製品も誤った使い方をすると重大な事故につながります。
自然災害は突然襲ってきます。まずは身の安全を最優先に行動すると共に、各ポイントを確認し、いざ地震に見舞われた際に二次災害を防ぐため、平時から備えましょう。
▌地震発生時及び日頃から気を付けるポイント
○揺れが収まったら、電気製品の電源を切り、電源プラグをコンセントから抜く。ブレーカーを切る(OFFにする)。
○揺れが収まったら、ガス機器の火を消す。自宅から避難する際に余裕があればガスの元栓を閉める。
○家具を固定する、暖房器具の周囲に可燃物を置かない、感震ブレーカー(※1)を取り付けるなど、地震発生時に製品事故が発生しないよう備える。
(※1)本資料中では、感震機能付きの分電盤タイプのほか、コンセントタイプや簡易タイプも含めて「感震ブレーカー」と呼びます。
▌災害時に使用する製品で気を付けるポイント
【携帯発電機】
○携帯発電機は屋内では絶対に使用せず、屋外の風通しの良い場所で使用する。
【カセットこんろ/カセットボンベ】
○カセットボンベは機器に正しく装着する。
○カセットこんろ/カセットボンベの経年劣化に注意する。
○カセットこんろを覆うような大きな鍋や鉄板などは使用しない、カセットこんろを2台以上並べて使用しない。
○周囲に可燃物がある場所や狭い場所ではカセットこんろ/カセットボンベを使用しない。
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