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[プレミアリーグWEST]4-4ドロー!先発11人下級生の大津がC大阪U-18から勝ち点1もぎ取る!

ゲキサカ / 2017年4月9日 5時58分

後半14分、大津高は抜け出したFW大崎舜(左)が右足で同点ゴール

[4.8 高円宮杯プレミアリーグWEST第1節 C大阪U-18 4-4 大津高 金鳥スタ]

 高校年代最高峰のリーグ戦、高円宮杯U-18サッカーリーグ2017 プレミアリーグWESTが8日に開幕した。16年2位のセレッソ大阪U-18(大阪)と同8位・大津高(熊本)との一戦は、壮絶な打ち合いの末、4-4で引き分けた。

 先発メンバー11人全員が下級生の大津がC大阪を追い詰め、勝ち点1を獲得した。大津を勢い付けたのは試合序盤の攻防。村田一弘監督が「同じやられ方なので、リスク管理と準備のところがちょっと徹底できていなかった」というC大阪に対し、古閑健士監督が「入りが大事だという話は試合前にしていて、(C大阪U-18は)逆にホームだから硬いんじゃないか、守備はしっかりしていこうという話をしていた。(また)相手のCBは代表の子ですけれども(2トップの)水野と大竹のスピードで裏を取れるんじゃないかと。その2つが上手くハマってくれた」という大津は開始20秒に相手DFラインの背後へ抜け出したFW水野雄太(2年)が決定的を迎えると、9分にはDFラインの背後へ抜け出したFW大竹悠聖(2年)の左足シュートが相手のオウンゴールを誘って先制する。

序盤、明らかに連係が噛み合わず、落ち着きもなかったC大阪は13分にGKのクリアが味方DFに当たってしまうミス。このこぼれ球を拾った大津FW水野が無人のゴールへ右足で流し込んで2-0とした。

 中盤での幅広い守備光るMF福島隼斗(2年)を中心に積極守備を見せる大津が2点を先取。意外な展開でスタートした試合はその後も大津が相手をサイドの局面へ追い込んでボールを奪うなど健闘する。だが、圧倒的にボールを支配したC大阪の前に押し込まれ、有効打となっていたカウンターの回数も減少。相手にクリアボールを収められて、2次、3次攻撃を受けてしまう。

 C大阪は中央、左サイドからの崩しなど試合の中で次々と課題が出て来るような展開でなかなかゴールを奪えずにいたが、その中で村田監督も「良かったと思います」と頷いたのがMF小林哲平(3年)、SB梅木絢都(3年)らによる右サイドの連係。ここからの攻撃をポイントに連続得点を奪う。

 41分、MF有水亮(3年)の右CKのこぼれ球をCB小林洵(3年)が豪快な右足シュートで決めて1点差とすると、43分には右オープンスペースへ抜け出したFW齋藤遼(3年)のクロスをMF西村真祈(1年)が頭で決めて同点に追いつく。そして後半1分、前線でFW山田寛人(3年)が競り勝つと、抜け出した有水が右足で決めて逆転した。

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