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日本代表新キャプテン・遠藤航単独インタビュー「A代表はW杯優勝を目指しているんだなと日本人全員に思っていてほしい」

ゲキサカ / 2023年7月11日 16時10分

MF遠藤航(シュツットガルト)

 森保ジャパン発足からカタールW杯までの4年半、中心選手として日本代表を支えてきたMF遠藤航(シュツットガルト)は今年6月、キリンチャレンジカップの活動期間中に、第2次森保ジャパンの新キャプテンに就任した。2026年にアメリカ・カナダ・メキシコで開かれる北中米W杯まであと3年間、遠藤はあえて「世界一を目指す」という目標を明確に打ち出し、新たなスタートを切ることを決断した。

 代表活動後の6月下旬、遠藤は自身が主催するオンラインコミュニティ『月刊・遠藤航』のトークイベントで「世界一」発言の真意を説明。日本サッカー協会が「2050年までにW杯を自国開催し、優勝する」と掲げた“JFA2005年宣言”を受け、「それなら今から優勝を目指すべき」だと考えたことを明かした。

 「世界一」という目標は森保一監督もカタールW杯後のメディア出演時にたびたび言及しており、6月シリーズ中の記者会見では遠藤の言葉について「私だけが言うのではなく、プレーしている選手たちがそうやって言ってくれたのは非常に嬉しいなと感じた。みんなで高みを目指して、戦っていける、レベルアップしていける喜びを選手たちに与えてもらった」と前向きに受け止めていた。

 そんな新たなステージに進もうとする日本代表において、遠藤はいかなる形でチームをまとめ上げようとしているのか。『ゲキサカ』では今回、遠藤への単独インタビューを実施。キャプテンとしての歴史、キャプテンとしての信頼にもつながるプレー面のレベルアップ、6月シリーズでの“所信表明”について聞いた。

——シーズン中にカタールW杯が入ってくるという異例で長いシーズンが終わりました。疲労度も違ったのではないでしょうか。
「でもキツイなというのはそれほどなかったですね。ただ長いシーズンではあったし、今回は結構休みを取れていますけど、久しぶりの休みだと思います。そういう意味では(2021年夏の東京)オリンピック、W杯が終わり、ひとつ区切りになるシーズンだったなと思います。あとはしっかり休みたいです(笑)」

——ひとつの区切りの最後には日本代表キャプテン就任という出来事もありました。
「これからもやることは変わらないというのが大前提で、自然体で自分らしさを出そうというところではありますが、実際にキャプテンになったことには感慨深い思いで、すごく楽しみだなという気持ちが大きいです」

——6月シリーズの囲み取材でキャプテンに就任したことを報道陣に明かした際、とても嬉しそうな表情だったのが印象的でした。
「やっぱり嬉しいですよ。代表のキャプテンになれる選手は本当に限られていますし、なった選手も歴代でそれほど多くない。すごく光栄だし、いままでのキャリアを振り返って感慨深いなという感覚です。もちろん、これからいろんなプレッシャーを感じながらやるのかなというイメージもしていますが、基本的にはキャプテンという仕事を楽しみたいなと思います」

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