1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. サッカー

北の大地に芽吹きつつある16歳の若き才能。札幌U-18DF窪田圭吾がトップチームのキャンプ参加で学んだこと

ゲキサカ / 2024年3月19日 7時50分

北海道コンサドーレ札幌U-18のディフェンスリーダー、DF窪田圭吾(1年=北海道コンサドーレ札幌U-15出身)

[3.18 イギョラ杯予選リーグ 神戸弘陵高 2-1 札幌U-18 東京朝鮮G]

 北の大地が育んだ新たな才能は、のびやかに芽吹きつつある。若き赤黒で仲間たちと切磋琢磨を続け、目指すべき赤黒でプロの猛者たちに揉まれる中で、着実にその視座が上がっていることは間違いない。

「去年はいっぱい試合に出られていろいろな経験はできたので、それをどれだけ今年に生かせるかということは考えていますし、あとはトップに絡む回数をどんどん増やしていって、それをユースに還元できたらなと思っています」。

 北海道コンサドーレ札幌U-18(北海道)の守備陣を束ねるディフェンスリーダー。DF窪田圭吾(1年=北海道コンサドーレ札幌U-15出身)が期すステップアップの行方には、まだまだ無限の余地が残されている。


 プレミアリーグへの昇格を懸けた昨シーズンのプレーオフ1回戦。ファジアーノ岡山U-18(岡山)と対峙する札幌U-18で、3バックの中央を任されていた33番の1年生。窪田のしなやかなプレーが一際目に付いた。

 きっかけは「ちょうど自分のポジションの上級生がケガをして、たまたま自分が呼ばれた感じでした」とのことだが、そのチャンスをしっかりと生かしたことでシーズン途中からはスタメンを確保し、自信を深めていく。

「試合に出られているところで、自信は絶対に付いていましたし、自分の中でヘディングが武器としてハッキリと認識できたので、ヘディングに自信を持って競り合えるようになったのが一番大きいと思います」。

 ただ、プレーオフは失点を重ね、結果的に1-3で逆転負け。自身の中に小さくない悔しさが宿る。「もともとプレミアの舞台でやりたい気持ちはありましたけど、やっぱりプレミアでプレーできたら、自分の将来も全然変わってくると思ったので、今年こそプレミアに上がりたいという想いはもっと強くなりました」。同じ失敗を2度繰り返すわけにはいかない。今年が勝負の1年だということは、窪田も十分にわかっている。



 新チームは立ち上がったばかりだが、現状にも手応えを感じている。「今年のユースはトップチームと同じサッカーをするということで、自分自身はトップのキャンプに参加していたので、トップのやり方や戦術理解を感じられて、こっちに戻ってきてからちょっと良くなってきた手応えはあります」。

 本人も言及したように、窪田はトップチームの沖縄キャンプへ帯同。「練習試合にもちょっと出たんですけど、まずプレースピードが違ったのと、身体を当てられただけでバランスが崩れたりして、『そもそもプロで戦えるフィジカルが付いていない』と感じました」。厳しい環境の中で、現在地を突き付けられた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください