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朝ドラ「虎に翼」穂高先生(小林薫)&寅子(伊藤沙莉)コンビで検察追い込む!「冷静で鋭い」「ナイスアシスト」

iza(イザ!) / 2024年5月2日 9時59分

(手前左から)穂高重親(小林薫)、猪爪直言(岡部たかし)(C)NHK

NHK連続テレビ小説「虎に翼」の第24話が2日、放送され、ヒロイン猪爪寅子(伊藤沙莉)と明律大法学部教授、穂高重親(小林薫)のコンビが、検察官の日和田(堀部圭亮)をジワジワと追い詰める展開に、多くの視聴者が興奮。SNSに大きな反響が寄せられた。

日本初の女性弁護士で、のちに裁判官になった三淵嘉子さんの人生をもとにした物語を描く「虎に翼」。ドラマは現在、第5週「朝雨は女の腕まくり?」(第21~25話)が放送中で、政財界の16人が逮捕された汚職事件「共亜事件」の公判が始まり、この日の放送で、贈収賄容疑で逮捕された寅子の父、直言(岡部たかし)が「私はすべて否認します。取り調べの際、私が罪を認めれば私だけでなく上司やほかの人間も罪が軽くなると自白を強要されました」と述べた。

しかし検察は自白の強要を一切認めず、ほかの被告人たちが訪問記録などをもとに証拠の齟齬(そご)を主張しても、自白を盾にして認めようとしなかった。直言が証言台に立った際に、穂高は、株取引のお礼で妻のはる(石田ゆり子)に贈られたという着物は、はる自身がへそくりで買ったものと主張。日々の出来事をつづった手帳にも記載されていると訴えたが、日和田は、妻のメモは改ざんできると突っぱねた。穂高は呉服屋の帳簿と手帳が有力な証拠になると裁判官たちに提出した。

裁判官たちが証拠を確認していると、日和田は、猪爪家には数多くの金品が貯蔵されていて、着物以外にも謝礼を隠し持っている疑いがあると話し始めた。穂高は「疑いがある。推測できる。そう察せられる。一連の裁判を見ていたが、あなた方、検察の意見はどれもどこかぼんやりとしている」と強調。自白以外の証拠検証が「お粗末」と指摘した。「証拠は証拠」と息巻く日和田だったが、穂高は尋問による自白の強要は人権侵害にあたる可能性があるとし、さらに直言が長時間にわたって革手錠をされて追い込まれたことにも言及。自傷の恐れがあったという日和田に、調書にはそのような記載はなく、直言も否定していると反論した。

それでも「被告人が当時ひどい暴れようだったことは鮮明に覚えております」と話す日和田に、傍聴していた寅子が穂高に「監獄法施行規則第49条」について耳打ちした。穂高は納得の表情を浮かべながら、看守は所長の許可を得ないと手錠をすることができないはずとし、「取調室にいるあなたの指示なくてそんなことをできるはずがない。そうでしょ」と追い詰めた。日和田は「革手錠一つで鬼の首を取ったように」と表情を曇らせたが、裁判官の桂場等一郎(松山ケンイチ)は「検察は聞かれたことに答えるように」とピシャリ。大勢の取り調べで記憶が定かでないと日和田がごまかすと、穂高は「ほほう。依頼人が暴れていたのを鮮明に覚えていらっしゃるのに随分都合よくお忘れになられるもんですなあ」とツッコんだ。これをきっかけに検察の捜査方法への批判が高まり、世間の風向きがガラリと変わった。

冷静に検察を追い詰める穂高に、視聴者はX(旧ツイッター)で「穏やかながらも検察の痛いところを突くのがステキ」「冷静で鋭い」「スカッとしたー!」「経験からの余裕、カッコいい……」などと大盛り上がり。またキラーパスを出した寅子にも「ナイスアシスト」「寅ちゃんさすが」「熱心に積み上げた学びがいきた」というコメントが寄せられていた。


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