第17回 今は亡き大切な人への想いを手紙で綴るコンテスト
PR TIMES / 2024年5月1日 10時45分
応募は2024年10月31日(木)まで。金賞には現金10万円。入選作品は冊子にまとめ発刊予定
冠婚葬祭互助会の(株)くらしの友〔代表取締役社長:伴 久之、所在地:東京都大田区西蒲田8-2-12〕は、2024年10月31日(木)まで「つたえたい、心の手紙」を募集します。本コンテストは、「亡くなられて、今はもう会えない大切な人への手紙」をテーマに、今伝えたい想いや、生前に伝えられなかった言葉を“心の手紙”に記し、応募していただくものです。
[画像: https://prtimes.jp/i/117950/6/resize/d117950-6-7bf364ddc6a15b9a72bb-0.jpg ]
「つたえたい、心の手紙」は当社でのご葬儀で、故人への手紙を棺に入れる方を数多く拝見したことを受けて、“亡くなった大切な方への想いを手紙として記すことで、悲しみを乗り越えるきっかけとなれば…”との思いから2008年より毎年実施している取り組みで、今回で17回目を迎えました。
ここ数年は、年齢や性別を問わず幅広い層の方から毎年1,000通程度の作品が寄せられ、開始16年目を迎えた昨年、応募総数は累計1万7千通を超え、広く世の中の関心を得ています。寄せられるお手紙は、いずれも故人に向けた感謝の言葉やお詫び、遺された者として生きていく決意など、さまざまなメッセージが綴られ、また、応募者からは手紙を書いたことで「心の整理がついた」「優しい気持ちになれた」などの声をいただいています。
応募作品から金賞1名、銀賞5名、佳作5名、入賞・審査員特別賞若干名を選出し、金賞には現金10万円を贈呈します。また、入選作品は冊子にまとめ、「つたえたい、心の手紙」入選作品集として2025年春頃に発行し希望の方に抽選で配布する予定です。
[表: https://prtimes.jp/data/corp/117950/table/6_1_a3c6829559bcc8e575d01ce1f1fe1418.jpg ]
【応募要項】
<募集期間>
2024年10月31日(木)必着
<応募方法>
郵送、FAX、当社HP(https://www.kurashinotomo.jp/tegami/、以下HP)いずれも可
<宛先>
(株)くらしの友 広報企画課「つたえたい、心の手紙」 ( 貴紙名 )係
(1)郵送:〒144-0051 東京都大田区西蒲田8-2-12
(2)FAX:03-3735-3595
(3)HP:当社HP内の応募フォームに必要事項を入力し送信
<字数>
800字程度
<必要事項>
(1)氏名(ふりがな ※ペンネーム不可)、(2)年齢、(3)性別、(4)郵便番号、
(5)住所、(6)電話番号、(7)何を見て応募したか、(8)作品タイトル、
(9)誰へ宛てた手紙か(例1:父、例2:友人、例3:妻、など)
<注意点>
(1)応募原稿が複数枚にわたる時は、左上に通し番号を入れること。
また、応募原稿はホチキスや糊、クリップなどで止めないこと
(2)必要事項は、作品本文とは別の用紙に記載すること。
また、必要事項を記載する用紙は、応募原稿と用紙サイズを合わせること
(3)応募作品は未発表のオリジナル、実際に亡くなられた方への手紙に限る
<発表>
2025年2月上旬を予定 ※入賞者に直接通知するほか、当社HPに入賞者名を掲載
<賞品>
金賞1名(現金 10万円)、銀賞5名(現金 5万円)、佳作5名(現金 3万円)、
入賞若干名(現金 1万円)、審査員特別賞若干名(現金1万円)
<応募資格>
アマチュアの方に限る
※応募されたすべての作品の出版権を含む著作権のすべて(著作権法27条・28条の権利を含む)は株式会社くらしの友に帰属し、応募作品は返却いたしません。また、応募作品は、株式会社くらしの友の宣伝広告等に利用することがございます。応募時点で作品を公表することに同意したものとみなします。
※お預かりした個人情報は慎重にお取り扱いし、「つたえたい、心の手紙」募集に関する発表や連絡、賞品の発送、出版その他、応募作品の利用における応募者の表示にのみ使用いたします。
【前年(第16回)の金賞作品】
■最初で最後の自撮り写真 東京都 西田 聖美 様 42歳
お母さんが末期のすい臓がんと診断され、余命1カ月と言い渡されたあの日を、今でも覚えています。
私は帰宅後、誰もいない家で一人、文字通り膝から崩れ落ちるようにして泣き叫びました。どうして。なんで。別の病気でずっと町医者にかかっていたので、油断していたのです。定期的に診てもらっているのだから、命に関わる病気が見過ごされているはずがないと、楽観的に思っていたのです。ガンの可能性は過っても、そんなに進行しているなんて、治療法も選べない段階にきているなんて、思いもしていなかったのです。
入院中のお母さんは私と違い、泣き叫ぶことはもちろんのこと、誰かにつらく当たることも塞ぎ込むこともなく、いつも通りの振る舞いで、心を削られていた当時の私はむしろ貴方に支えられていました。どうやって、現実を受け入れたのでしょうか。貴方は昔から強い人でした。親になれば強くなるのかと思ったこともありましたが、二児の母になった今も、私に貴方のような強さがあると思えません。お母さんは結局、最期まで懸命に闘い続け、入院してから実に8カ月も私と共にいてくれました。
お母さんが旅立ってから、しばらく触ることのできなかったお母さんの携帯電話をようやく起動出来た時。何気なく開いた画像アプリが最初に表示したのは、こちらを向いて、親指を上げ「大丈夫」のポーズをしているお母さんの自撮り写真でした。それを見た瞬間、私は、余命宣告を受けた日と同じくらい、声を上げて泣きました。『お母さんは大丈夫だよ』なのか、『お前は一人で大丈夫だよ』なのか、今となっては分かりません。でも写真嫌いだったお母さんが自ら撮ってくれた、その大切で力強いメッセージは、今もなお私の背中をそっと押してくれます。だから、この手紙で言わせてください。最高の写真を遺してくれて、ありがとう。ずっとずっと、大好きだよ。
【お問い合わせ先】
(株)くらしの友「つたえたい、心の手紙」事務局
フリーコール:0120ー382ー126
受付時間:9:00~19:00(年末年始休業)
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