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「類を見ない新幹線駅」いよいよ建設工事へ 駅周辺は「ゼロからまちづくり」在来線遠くても問題なし?

乗りものニュース / 2024年5月1日 8時42分

超電導リニアの改良型試験車(画像:JR東海)。

リニア中央新幹線の単独駅に。

新幹線駅と高速道路の「スマートIC」が直結するリニア山梨県駅

 JR東海は2024年4月4日、リニア中央新幹線工事の発注見通しを公表。「山梨県駅(仮称)」について、今年度に建設工事を発注することを明らかにしました。工事では、約960mの高架橋や約1万5000平方メートルの平屋建て駅構造物などを建設し、工期は約80か月としています。

 リニア山梨県駅は、JR甲府駅から南に約7kmほど離れた場所に建設される予定で、リニア中央新幹線の単独駅となります。最寄り駅はJR身延線の小井川駅ですが、そこからも約3kmほど離れています。これらの駅とはシャトルバスで結ぶことが想定されています。
 
 駅は高速道路の「スマートIC」に直結するという非常に珍しい形で計画されていることが特徴。駅北側に中央自動車道の「(仮称)甲府中央スマートIC」が設けられる見込みです。駅の構造は、ホームが2つある高架駅とすることが想定されています。
 
 現在、駅の予定地は優良農地となっており、ゼロベースで新しいまちづくりが検討されています。山梨県は2023年12月、駅前エリアのまちづくり基本方針を策定。駅北側にはスマートICのほか、交通広場や駐車場、駅南側には賑わいを創出する「民間活用ゾーン」と「公的活用ゾーン」を配置するとしています。今後は基盤整備や開発に向けた検討が進められる予定です。

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