「変わるアジアのパワーバランス」 Japan In-depth創刊5周年シンポ その1
Japan In-depth / 2018年12月30日 10時23分
Japan In-depth 編集部
【まとめ】
・「変わるアジアのパワーバランス」をテーマにJID創刊5周年記念シンポジウム開催。
・中谷氏は「自衛隊が動ける体制作りと、日米同盟の強化し日本の主体性を高めることが大切」と述べた。
・古森氏は「米中対立原因は価値観・体制の違いなので長引く。影響を考え正面から論じなければ」と話した。
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2018年11月28日「Japan In depth 創刊5周年記念シンポジウム」が日本記者クラブで開かれた。「変わるアジアのパワーバランス」をテーマに、4名の論客を迎え、流動化するアジアにおける日本の安全保障の未来について、討論が行なわれた。
はじめにモデレーター役の安倍宏行編集長が開会の挨拶を述べた。
安倍: Japan In-depthは、私が5年前にフジテレビを退社して創刊したウェブメディアです。Japan InーdepthのIn-depthの意味は真相。ニュースをより深く知るという意味でニュースのバックグラウンドが視聴者にきちんと伝わっていないのではないかという問題意識から創刊した。きょう登壇いただいているコメンテーターの皆様は寄稿者であり、多大なるご貢献を頂いている。私たちは、主に外交を中心にニュースの裏側、ニュースの持つ意味は何か、分析を加えて日々発信している。
今日は『アジアのパワーバランス』というテーマで大きく変動している国とアジアの安全保障情勢だからこそ、きちんとした分析・多角的な見方が必要だと日々感じている。そういう思いで創刊記念のシンポジウムを開いた。今回は多数の方にお越しいただき大変感謝申し上げる。これからもニュースの分析をお届けしていきたい。どうぞご愛読ください。
進行はフリーアナウンサーの桑原りさ氏。
桑原りさ: アジアのパワーバランスというと、2018年は朝鮮半島激動の時代。シンガポールでのトランプ大統領と金正恩委員長との米朝の歴史的な会談が実現するという激震が走ってから早半年が経ちました。世界中が注目した朝鮮半島の非核化はどうなったのか。トランプ氏の影響はどうなっていくのか。2018年の最大の注目点、アメリカの中間選挙を受け今後の世界情勢がどのように変わっていくのか。各専門分野に詳しい一流の論客にお集まりいただきました。早速4名のパネリストの皆様より発表いただきたいと思います。
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