2018年上半期にブレイクした芸人を一挙紹介!
2018年6月26日更新
去年12月の『M-1グランプリ』や年末の『おもしろ荘』、今年3月の『R-1ぐらんぷり』といったお笑いのコンテスト番組を受けて芸人・お笑いタレントのニューカマーが注目を集める上半期。また再び注目を集めるベテラン芸人やアーティストも話題に。今年上半期で新たにブレイクした芸人・お笑いタレントたちを特集します。
目次
2018年上半期にブレイクした芸人
ひょっこりはん
色々なところから「ひょっこり」顔を出すコント
ひょっこりはんは、音楽のリズムに合わせて色々なところから“ひょっこり”顔を出すショートコントが持ちネタで、昨年末の日本テレビ系「おもしろ荘」などへの出演をきっかけにブレイク。
乃木坂46ほか芸能人とコラボ
【#乃木坂46時間TV 放送中】
— AbemaTV@今日の番組表から (@AbemaTV) 2018年3月23日
こんな可愛い #ひょっこりはん 見たことない😍#乃木坂電視台 で #乃木坂46 #まいやん こと #白石麻衣 のしらいしはん👏#乃木坂46時間TV見るならAbemaTV#アベマ2周年 を記念し放送中にTwitter連携コメントで #犬メン のサイン入りTシャツ🎁▷https://t.co/t4UteWqBGO pic.twitter.com/MOljViS2EE
乃木坂46の白石麻衣が、3月23~25日に放送された乃木坂46のインターネット特番「乃木坂46時間TV」で、話題沸騰中のピン芸人・ひょっこりはんとのコラボネタを披露した。
ネタ披露後はツイッター上で「しらいしはん」がさっそくトレンド入り。ひょっこりはんネタは斎藤工も完コピして注目されていたが、今回の白石とのコラボでひょっこりはんがさらにブレイクすることは間違いなさそうだ。
ネタのBGMで使用した楽曲で著作権侵害騒動
音源の件についてのご報告です。
— ひょっこりはん (@yashita99) 2018年6月14日
見てもらえると嬉しいです。 pic.twitter.com/EW7tyurNy3
騒動については、「音楽素材MusMus」の管理人が、先月31日にひょっこりはんのネタ中のBGMが著作権侵害にあたるとしてブログで抗議。今月3日にサイトで「吉本興業様にお願いしました、(当方の楽曲とそれに類似している楽曲の使用・販売の停止)(すでに二次配布した先への音源取り扱いの訂正連絡)これらをお約束いただけましたので、現時点ではこれ以上の希望は無く、これらが遂行されることを見守るのみとなっております」と報告していた。
濱田祐太郎
全盲に近い弱視の漫談芸人の「バリアフリー漫談」
全盲に近い弱視である自身のハンデを生かした自虐風漫談は、明るい口調と小気味よい関西弁が相まってユーモアに昇華しているため、聞き手も安心して笑うことができる。誰でも笑える「バリアフリー漫談」で天下を目指す。
『R-1ぐらんぷり2018』優勝
R-1ぐらんぷり2018 優勝者・濱田祐太郎さん🏆
— カンテレ (@kantele) 2018年3月6日
渾身のR-1ポーズ☝️✨
最後に「僕の優勝は信じられない気持ちでいっぱいです。ファイナルステージで噛んでしまい、消化不良な部分もあるので、来年大会が開催されたら、エントリー1番で参加したいです!」#カンテレ #R1ぐらんぷり pic.twitter.com/k6pscl1Otp
3月6日に関西テレビ・系で生放送されたピン芸人日本一決定戦『R-1ぐらんぷり2018』決勝戦で、ほぼ盲目の漫談家・濱田祐太郎が優勝を飾った。
現場で見守っていたお笑い関係者は次のように語りました。
「ここ数年のR-1は飛び道具的な裸系の芸人が多かった印象ですが、今年は完成度の高いネタで勝負する芸人が多く、全体的にレベルが高かったと思います。その中でも、濱田祐太郎はもっともシンプルな話芸で挑み、しっかりと笑いを取っていました。1stラウンドを通過したところで、なんとなく濱田が場を掌握しているような雰囲気もありましたね。納得の優勝だったと思います」
松本人志(ダウンタウン)も評価
ダウンタウンの松本人志(54)が3月18日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)に出演。ピン芸人日本一決定戦「R-1ぐらんぷり2018」で優勝した濱田祐太郎(28)とトークを繰り広げた。
松本は「彼のこのパワーでしょうね。話術なんでしょうね。まったく気の毒な感じがしない。それがきっと彼が優勝した要因。お客さんも気の毒な感じで一切見ていない」と勝因を分析。「5年前、10年前ならこうじゃなかったかもしれない」と時代の流れにも触れつつ、「すごかった。安定していた」と評価した。
爆笑問題の太田光も高評価したと伝える記事もありました。
ガンバレルーヤ
ウッチャンナンチャン内村「スゴイのが出てきた」
よしこ(26)とまひる(23)の女性芸人コンビ・ガンバレルーヤは、個性的なルックスと穏やかな性格が特徴。ゆりやんと同期の2012年結成。
2人が関東圏で注目を集めるきっかけとなったのが、2017年2月2日放送の『内村てらす』(日本テレビ系)でのゲスト出演。「大阪発の面白い芸人」としてプレゼンされた。
「スゴイのが出てきた」と絶賛する内村。その言葉通り、1か月後には「気になった芸人」として2度目のゲスト出演。4月から『内村てらす シーズン2』にリニューアルした同番組ではレギュラーとして活躍している。
マツコ・デラックスから絶賛
11月22日放送の「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日系)でマツコ・デラックスから「かわいい」と絶賛されたお笑いコンビ・ガンバレルーヤのまひるとよしこ。この日2人は「高級旅館のお風呂を連チャンしたい!」という視聴者からの願望を叶えるため、箱根の高級旅館で風呂のみ3カ所を堪能。ひとつひとつの施設に素で大感動する2人に、スタジオの有吉弘行とマツコは爆笑しながらも「今いちばん可愛い」「素直」などと言いながら目を細めた。
8億もの経済効果があると言われる「マツコ売れ」なるか?
2017年11月の記事の中で、女性誌の記者は次のように語っています。
マツコが褒めた商品が売れる現象は“マツコ売れ”と呼ばれ、8億円もの経済効果があると言われています。
来年は『ガンバレルーヤがブレイクするかも』とマスコミ業界がざわつき始めているんです。芸人として魅力はまだまだですが、『内村てらすseason2』(日本テレビ系)でもMCの内村光良から素朴で素直な2人のキャラクターは買われていますから、これから大バケするかもしれません
東京ホテイソン
🐬彼氏と水族館デート。
— ZIP! 日テレ (@ZIP_TV) 2018年5月16日
でも、魚を見ている彼のテンションが何だか変…。
楽しいデートになるといいね!
⏰あさ6時20分ごろ…若手注目度NO.1「東京ホテイソン」登場!https://t.co/9AtuiQ2xtR#明日のZIP! #ワラガチャ! #ZIP! pic.twitter.com/hTZcUoK5Gv
「まねしたくなるツッコミ」の漫才
東京ホテイソンは、ボケのショーゴ君とツッコミのたける君の漫才コンビ。彼らの特徴は、「まねしたくなるツッコミ」です。歌舞伎の見えのような口調で両手を広げてツッコむ。この独特ツッコミで最近ネタ番組の出演を増やしています。
このスタイルになったのは、たける君が地元岡山弁でツッコんでいると周りから「それ千鳥のノブさんじゃん!」と言われてしまったから。
実はノブの岡山弁は、ノブ流に、マイルドにしているそうです。そこで、たける君が20年やっていた備中神楽という、歌舞伎のような伝統芸能の要素を取り入れ今の形になりました。
サンドウィッチマンの伊達みきおが評価
伊達は自慢の後輩芸人を推薦する番組で東京ホテイソンを推したそうです。
石田が注目株と断言する霜降り明星と、伊達が「カミナリの次に来るのは彼らかもしれない」と評価する東京ホテイソンが、ラストにふさわしいニュージェネレーション対決を繰り広げる。
ちなみに名前を挙げられているカミナリは、『M-1グランプリ』の敗者復活で勝ち上がってきたら脅威になるコンビとして東京ホテイソンを挙げています。
ゆにばーす
『M-1グランプリ』トップバッター出場で会場を沸かせるも8位
トップバッターの「ゆにばーす」は、1番手が圧倒的に不利と言われている同大会で会場を大いに沸かせることに成功。「トップバッター史上一番ウケた」とも視聴者から声があがっていたが、得点は700点満点中626点と最終的には10組中8位という結果に沈んだ。「ゆにばーす」の出番が終わった直後、87点という辛口審査をした松本人志(54)は「お客さんの反応がすごくいい」「お客さんが良すぎるのか? ってまだわからないところがある」と、まだ様子を伺っていることを明かした。
オール巨人によるコンビの寸評は?
「実に良かったと思います、トップのコンビには最初の点数つけで後のコンビの基本点に成るので、難しくて…審査員室では85~くらいでって審査員も話してたんですが、全員が高得点を付けてましたので…ネタの作り方もいいし、泊まった部屋が1階なのに夜景が綺麗って言う、はら君に対してのここ1階やぞ!の落ちもいいし、途中の川瀬君のツッコミの言葉も新鮮で、吉本を弊社って言ったり、変な気が起こるとしたら、それは勇気と言うやつや!…この返しも良いですね…」
はらの「詐欺自撮り」が話題に
「まさに今話題になっているのは、ゆにばーす・はらの“整形級”のメークです。女芸人としてテレビや舞台に立つはらは、基本的に化粧っ気がなく、細い目が特徴。相方の川瀬名人からは『邪悪なちびまる子ちゃん』とネタにされていましたが、SNSでは、メークの力で別人と見まがうほどの美女に変身した自撮りを連発しており、ネットユーザーから大きな反響がありました」(芸能ライター)
牧野ステテコ
『女芸人NO.1決定戦 THE W』で準優勝
昨年12月放送の『女芸NO.1決定戦 THE W』では準優勝ながら、ポールダンサー「ポール牧野」に扮(ふん)したぎこちなさすぎる漫談で松本人志に絶賛されるなど強烈な爪痕を残した牧野ステテコ(38歳)。
ダウンタウン松本人志も絶賛
あの大御所芸人、ダウンタウンの松本人志も牧野ステテコのネタや存在感を絶賛。
「この雑さが面白かったりしますねぇ、いいですねぇ」
「やっぱ雑やなぁ」
「誰かに似てるんですよねぇ…久本さんや」
『女芸人No.1決定戦』で副音声を担当していた松本は、放送中に牧野のネタを「雑」と表現。「ステテコが優勝したら、今年でこの大会終わり」と言いつつ、ネタに爆笑しながら注目していた。
「ポスト久本雅美」と業界では期待
「牧野さんはダウンタウンの松本人志さんも注目する個性派女芸人。苦労人で経験値が高く、頭も良いのでネタ以外にフリートークもイケる。事務所もお笑いが強い浅井企画なので、ポスト久本雅美になっていくだろうと業界では期待されています」(テレビ局勤務)
完熟フレッシュ
『おもしろ荘』出演から人気が急上昇中
今年元日放送の「新春おもしろ荘」(日本テレビ系)で、オンエア直後からSNSを中心に話題をさらっているのが池田57CRAZY(42歳)と池田レイラ(12歳)の父娘コンビ「完熟フレッシュ」。
そして今、もっとも旬なのが、親子漫才師「完熟フレッシュ」だと言われている。シングルファーザーの池田57CRAZYと、ひとり娘の池田レイラがコンビを組む。昨年末に放映された「ぐるぐるナインティナイン」(日本テレビ系)の「おもしろ荘」への出演を機に、ブレイクの兆しを見せている。
レイラを「お笑い界の芦田愛菜」に?
池田57CRAZYは、「僕はこの子に、お笑い界の芦田愛菜ちゃんになってもらえればいいなと思っています。同じ年(13歳)なので」と言わずと知れた天才子役を引き合いに、大きな野望を口にした。レイラはそんな父の姿に、13歳の少女らしく照れ笑いを浮かべていた。
レインボー
『おもしろ荘』で優勝
2017年大みそかの深夜(2018年の年明け)に放送された「ぐるナイ おもしろ荘 若手にチャンスを頂戴 今年も誰か売れてSP」にて、見事優勝を飾ったのがレインボーだ。実方演じるポッチャリ体型の非モテ男子「ひやま」と、池田演じる離婚歴のある女性「みゆき」が繰り広げるドラマチックなコントは、司会のナインティナインも大絶賛。
「キレイだ」というネタで恋愛ドラマを再現
結成2年、若手芸人で一番キレイな男・池田直人(24)とデカいお人好し・実方孝生(28)がコンビを組むレインボーのネタは「ドラマチックコント」。女装した池田は「バツのある美女」役、それに恋する男を実方が演じる。
「私キレイじゃない」と否定する池田に、「キレイだ」と迫る実方。舞台を所狭しと暴れまわり、恋愛ドラマを再現。爆笑を生み出した。
ツッコミ担当池田の女装が話題
ツッコミ担当の池田直人(いけだ なおと)さんの見目麗しい女装姿が、視聴者の心をわしづかみにしました。
池田さんのインスタグラムを発見。そして投稿された写真がどれもこれもビックリするほど「キレイだ!」だったのです。
たま~に女装姿もアップされているものの、基本的には男装(?)の池田さん。
ですが表情やポージングはどこかフェミニンな雰囲気で、お肌もつやつやのピッカピカ。口もとはモテ女子の定番ポーズ “カッパ口(くち)” にしていることが多く、女性アイドル顔負けのプロセルフィーなのです。
デビュー十数年を経て今年ブレイクした芸人
とろサーモン
『M-1グランプリ2017』王者は芸歴10年を超えるベテラン
昨年12月3日の「M-1グランプリ2017」(テレビ朝日系で放送)で13代目王者に輝いたお笑いコンビ・とろサーモン。
2017年の「M-1」で優勝したとろサーモン。両者ともアラフォーで、芸歴10年を超えるベテラン。漫才の質の高さは誰もが認めるところだ。
「M-1」で複数回敗退を経験しながらも挑戦し続け、ラストチャンスで栄光を掴んだことも印象の良さに繋がっているのかも。
「人間としては最低」キャラの久保田
2017年の「M-1グランプリ」を制したとろサーモン。……の“クズのほう”で知られる久保田かずのぶさん(39)のクズエピソードは業界随一。久保田さんのクズっぷりはブレイク前から有名な話で、今田耕司さん(51)やケンドーコバヤシさん(45)が「人間として最低」と口をそろえるほど。
久保田が発した「堂本剛への最大のタブー発言」とは?
昨年、漫才日本一を決める「M-1グランプリ」で王者となったとろサーモンの久保田かずのぶ。同大会後、過激な発言と“クズキャラ”でブレイクを果たした久保田だが、彼の「KinKi Kids・堂本剛に関する発言」が波紋を広げている。問題視されているのは、彼が1月19日に投稿したツイート。
「これは絶対に言ってはいけなかった『堂本剛への最大のタブー発言』ですよ」と語るのは在京キー局関係者だ。
君のお笑い出来ますよ感も正直しんどい^_^ https://t.co/Rywpp4w1g0
— とろサーモン久保田かずのぶ🍣 (@kubotakazunobu) 2018年1月19日
パンクブーブーの黒瀬「2018年はとろサーモンが行く」
パンクブーブー・黒瀬純(42・以下黒瀬)「'17年のM-1翌朝、優勝したとろサーモンが生放送で漫才をしていたんですが、久保田(かずのぶ・38)は眠そうで声がめちゃくちゃ小さくて、ずっとテンションが低い。来た来た! クズ来たぜ! と思って(笑)。それで、その後に出演した番組では本番中に寝てしまった。裏切らない! ボク、こういう 狂気性 を持っている人が今後ブレークすると思うんですよ。だから'18年はとろサーモンが行くと」
実力派だが苦難の歴史が
とろサーモンといえば、過去にはNHK上方漫才コンテスト最優秀賞をはじめ、いくつものショーレースを総なめにしたお笑い界の実力派。デビュー当初から“すかし漫才”などの多くの新しいスタイルを生み出し、今も劇場で年間300公演近くをこなすなど精力的に活動している。
長い間、辛酸を嘗め続けたとろサーモン。苦難の歴史を見つめてきたファンにとっても、M-1優勝は悲願だっただろう。持ち前の個性を大切にしながら、さらに飛躍してほしいとファンは願っているはずだ。
ガリットチュウの福島善成
ゔぎゃぁぁぁぁぁぁ!!!!
— ガリットチュウ福島 (@garifukushima) 2018年2月17日
こんな日が来るとは・・・船越英一郎様!!!ありがとうございます!#世界一受けたい授業 来週#船越英一郎 様 pic.twitter.com/bQU3wJeP8X
船越英一郎のものまねで注目を集める
これまでもテレビのものまね番組や『福島善成 fukushimayoshinari Instagram』で船越英一郎のものまねを披露してきた彼が、俄然注目を集めたのは昨年夏ごろから始まった船越の元妻・松居一代による一連の騒動からだ。Instagramに船越のものまね画像を投稿し「花を見て落ち着きませんか?」「一代。一緒に歌おう。ほら」とかなり攻めたコメントを添えていた。
東京NSCの「泥の97年デビュー組」
ガリットチュウ・福島善成(よしなり)の名前を最近よく聞く。芸歴20年以上のベテランだが、昔から地道に重ねてきたものまねに脚光が集まっている。
ガリットチュウは吉本のお笑い養成学校「東京NSC」の2期生。だが、彼らを含む同期は「泥の97年デビュー組」と言われ、なかなか芽が出ないことで知られていた。
売れない時代は妻に「もう終わりだ!」と泣かれたことも
売れなくてつらかった思い出を聞かれ、このように答えています。
30歳も超え、芸歴も12年目ぐらいの頃、ふたり目の子供ができて、川崎の安いアパートに住んでいたときは本当に貧しい生活をしていました。嫁が節約のために紙おむつじゃなくて今どき布おむつを使っていたり、自分の使い古しのパンツを息子のよだれかけに作り直したり。そんなある日、僕が家に帰ったら、嫁が貯金通帳を見ながら、「もう終わりだ!」と泣いていました。そのときは怖くて通帳の中身が見られなかったです(笑)。
野性爆弾のくっきー
白塗り芸能人メイクやシュールさで大ブレイク
現在、くっきーが白塗りの芸能人ものまねメイクや、シュールなキャラクターで大ブレイク。現在は役者としてドラマ『崖っぷちホテル!』(日本テレビ系)に出演したり、個展を開くなど大活躍中だ。
「くっきーはその特殊な世界観が受けており、今後は彼のイラストや楽曲作りのセンスが買われて冠番組を持ったりCMプロデュースの仕事が来ることも予想されます。そうなってくると、月収が8桁いくことも可能なので、そうなってくると10倍格差どころではなくなってくるのでは」(芸能事務所勤務)
白塗りで「二宮和也(嵐)」を真似て賛否両論
調子乗ったくっきーは、「最近売りにしている『芸能人の顔マネ』をジャッジして欲しい」と二宮に要求。そこで公開された写真が、なんと二宮の“白塗りモノマネ”だったのだ。
だが、この投稿には〈似てる…! 愛らしい~!〉〈悔しいけど似てる笑笑〉のほか〈ファンとして複雑〉〈似てないし(笑)気持ち悪い(怒)本人に謝れ〉と両極端の意見が殺到。波紋を広げる結果となった。
10年以上仕事のない極貧生活からようやく受け入れられるように
「2017年10月に、原宿で個展『超くっきーランド』を開催した際は、3日間で1万人以上が来場するなど大盛況。独特のグロさに、ポップアートのようなセンスが女子高生を中心に支持され、また、インパクト抜群の白塗りのモノマネも、しぐさや表情の追求ではなく、顔に“線を書き入れる”ことで似せるというバカバカしさ、それでいて、大物芸能人に果敢に挑む姿勢が、男女問わずウケています。とはいえ、この斬新さもここ最近になって“ようやく”受け入れられてきたもので、10年以上も仕事のない極貧生活を余儀なくされてきたようなのです」(テレビ誌ライター)
番外編・Toshl(X JAPAN)
イジられて「バラエティーの救世主」に
今年上半期、芸能界で最もブレークしたともっぱらなのが、X JAPANのToshl(52)。テレビ関係者の間では「バラエティーの救世主」とも「陰のMVP」という声まで上がっているという。
3月で終了したフジテレビ系「めちゃイケ」では、遺体の役でコントに出演し洗脳騒動をネタにされた揚げ句、岡村隆史から「バケモノアゴ男」と呼ばれながらも爆笑を誘った。さらに超難問とされるフジ系クイズ番組「99人の壁」で100万円を獲得して話題になったり、ドッキリを仕掛けられたり、情報番組の密着取材にチャレンジするなど、かつてのXファンが見たら悲鳴をあげそうなイジられぶりなのである。
天然か狙いかわからないボケが炸裂
キャラクターのベースとしても「ロック」「クール」のイメージがあり、それを崩さないアーティストが多い中、ToshIさんは真逆のスタンス。天然キャラも、過去の洗脳騒動も、すべてをひっくるめた振る舞いは、大物のゆとりを漂わせ、ギャップとしての笑いを生み出しています。
「天然なのか?狙いなのか?」、どちらとも取れるボケが炸裂。何をしても何を言っても、「レジェンドなのに」「その見た目で」「そこまでやるの?」「マジメか!」などとツッコミどころだらけのため、スベリ知らずなのです。