YOSHIKI氏と天野喜孝氏、2人のレジェンドが新曲「Requiem」のジャケットアートでコラボレーション

現地時間7月2日（日）、ロサンゼルス コンベンション センターで行われたAnime Expo 2023にてビッグなサプライズがあった。

日本を代表するミュージシャン・YOSHIKI氏の新曲「Requiem（レクイエム）」のジャケットアートに、アート界の巨匠・天野喜孝氏が参画。YOSHIKI氏にとって特別なシングルを、天野氏の幻想的な世界が彩る。

アニメでつながるYOSHIKI氏と天野喜孝氏

世界最大級のアニメイベントであり、日本文化を知ってもらう場でもあるAnime Expo。日本のエンターテインメント界を代表するYOSHIKI氏と天野喜孝氏は、アニメを通じて意外なつながりで結ばれている。

天野喜孝氏は「ファイナルファンタジーシリーズ」「バンパイアハンターD」「ガッチャマン」「新造人間キャシャーン」など多くの作品でデザインを担当。

とりわけ「ファイナルファンタジー」は世界規模のタイトルで、いまや彼の手がけた作品は各国のアニメやゲームのファンに広く知られている。

一方のYOSHIKI氏は「進撃の巨人」のテーマソング「Red Swan」を作曲し、10か国のiTunesロックチャートで1位を獲得、アメリカでは6位、イギリスでは8位にランクインした。

iTunesロックチャートでこれほど高順位を記録した日本のアニメソングは「Red Swan」が史上初だという。

YOSHIKI氏は他にも「聖闘士星矢」「ブッダ」「X」「X – X2 Double X」、そして「ハローキティ」の公式テーマソングなど、さまざまなアニメシリーズや映画の音楽を作曲している。

亡き母を想いながら作られた新曲「Requiem」は、10月より開催される「YOSHIKI CLASSICAL World Tour with Orchestra 2023 ‘REQUIEM’」のタイトルにもなっている。天野氏のアートワークがその世界観を優美に表現する。

今後も精力的な活動を予定するYOSHIKI氏

新しいファッションライン「MAISON YOSHIKI PARIS」をパリで発表したばかりのYOSHIKI氏は、このあとも精力的な活動を予定する。

7月15日（土）にはパリで開催される「Japan Expo 2023」に特別ゲストとして出演。7月28日（金）にはX JAPANの8年振りとなるシングル「Angel」のリリースを控え、また先日延期が発表された最新シングル「Requiem」も近々リリースされる予定。