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共同出資会社「木環の杜(こわのもり)」設立、26年3月福島県いわき市に新設工場稼働

共同通信PRワイヤー / 2024年4月18日 19時32分

 住友林業は長期ビジョン「Mission TREEING 2030」の中で、木材の付加価値最大化と国産材の利用促進につながる木材コンビナート*の設立を掲げています。鹿児島県志布志市では2022年2月に新工場建設に向けた立地基本協定を締結し、高強度構造材を製造する工場の建設を目指しています。今回の「木環の杜」の取り組みも木材コンビナート設立の一環で、当社が掲げる「ウッドサイクル」の一翼を担い脱炭素化を推進します。


*木材コンビナート:木材利用から、エネルギー利用、ケミカル利用まで価値を高める木材活用を行い、

          長期の炭素固定を実現するものです。

          具体的には持続可能な森林から出材される原木を余すことなく使いきるカスケード

          利用ならびに低級材や端材の価値の最大化を実現するために、木材加工事業の

          立ち上げを進めるものです。


 

 住友林業グループは森林経営から木材建材の製造・流通、戸建住宅・中大規模木造建築の請負や不動産開発、木質バイオマス発電まで「木」を軸とした事業をグローバルに展開しています。2030年までの長期ビジョン「Mission TREEING 2030」では住友林業のバリューチェーン「ウッドサイクル」を回すことで、森林のCO2吸収量を増やし、木造建築の普及で炭素を長期にわたり固定し、自社のみならず社会全体の脱炭素に貢献することを目指しています。今後も建築での木材・木材由来素材の利用と他材料から木への代替を促進し、脱炭素化を加速させます。


 

■スケジュール

2023年11月1日  共同出資会社「木環の杜」設立

2024年4月1日    恒栄資材湯本工場を事業譲受

2024年7月    四倉工場着工予定

2026年3月    四倉工場稼働予定


 

■事業地の概要

事業地名称     いわき四倉中核工業団地※1

分譲主     福島県

開発総面積   約127.5ha

事業地面積   約10.4ha (2-1-1区画及び2-3区画の合計)


※1いわき四倉中核工業団地:(独)中小企業基盤整備機構及び福島県土地開発公社の共同事業として開発整備し、2006年(平成18)年度より第1区域、2018(平成30)年度より第2区域の分譲が開始されました。


            <いわき四倉中核工業団地図> (画像提供:福島県)

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