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ウォーズマンってヒゲ剃ってたよね!? 等『キン肉マン』の気になっていた謎5選

マグミクス / 2023年10月12日 6時10分

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■ずっと気になっていた『キン肉マン』のちょっとした謎を解明!

 1979年に集英社「週刊少年ジャンプ」でスタートしたマンガ『キン肉マン』は、2023年10月現在も同社の「週プレNEWS」「週刊プレイボーイ」で連載中です。また2023年には、アニメ放送40周年を記念して新作アニメの制作が発表されました。

 そのように長きに渡って続いているためか、作中における出来事やキャラクターの設定に対して謎あるいは疑問とされている点も散見されます。

 実はそうした疑問を解消してくれる書籍『キン肉マン77の謎』(ホーム社)が、原作者であるゆでたまご先生協力の下、1998年に発売されていました。そのなかから、きっとみんな気になっていたであろう5つの謎について見ていきます。

なぜ超人は巨大化しなくなったの?

 連載開始当初は、キン肉マンやテリーマンの巨大化して戦う姿が描かれていました。初期エピソードにのみ見られる描写かと思いきや、実は「第20回超人オリンピック」(本編で描かれた最初の大会)が始まった後、「第1回戦開始の巻」でも、ロビンマスクとカナディアンマンの巨大化して戦う姿が描かれています。

「格闘」が戦闘の基本スタイルである『キン肉マン』において、身体が大きいことはメリットも多いように思われますが、しかしその後、巨大化する場面はほとんど描かれていません。

『キン肉マン77の謎』によると、巨大化しなくなった理由は「周囲に迷惑がかかってしまうから」だそうです。建物を破壊したり、人が下敷きになってしまったりといった大きなリスクがあるため禁じ手になったとか。また超人であれば巨大になることは簡単なようなので、超人同士の戦いでの巨大化は意味がないことになります。

ロボ超人ウォーズマンがヒゲを剃る理由

「ファイティングコンピューター」との異名を持つ「ロボ超人」であるはずのウォーズマンが、ヒゲを剃る姿を覚えている人も多いことでしょう。しかし「第21回超人オリンピック」決勝戦のエピソード「勝利をわが手に!!の巻」で描かれたその素顔には、一見して剃れるヒゲが生える余地はなさそうです。

 そのウォーズマンは、実は半分ロボットで半分生身の超人なのだそうです。言われてみれば子ども時代のウォーズマンは、たしかに子どもっぽい背格好をしており、つまりは成長する生身の部分があるということなのでしょう。顏の一部に生身の部分が残っていてもなんら不思議はなく、そのためにヒゲ剃りが必要になるのではないか、と、『キン肉マン77の謎』では説明しています。

ペンタゴンとブラックホールはなぜコンビに?

「夢の超人タッグ編」のエピソード、「相棒をさがせ!!の巻」にて、正義超人であるペンタゴンが悪魔超人のブラックホールと「四次元殺法コンビ」を組んで登場します。このふたりには、それまで接点があるような描写はなく、しかも属する陣営も別々です。なぜコンビを組んだのか、連載当時の読者はきっと大いに疑問を抱いたことでしょう。

 その後ペンタゴンとブラックホールは、実はいとこ同士だったと明かされており、その縁でタッグを組んだようです。

「完璧超人始祖編」のエピソードであるコミックス43巻「四次元からの声!!の巻」では、ペンタゴンとの協力技「四次元エレメント交差」を発動し、ブラックホールはピンチから脱出しました。

 この技は、ブラックホールの顏が徐々にめくれて裏返しになり、最終的にはブラックホールがペンタゴンの姿になっているというもので、変身したのではなく、顏の穴にある四次元空間を経由して当人同士が入れ替わっています。いとこ同士のタッグだからこそ実現できる技でしょうが、頭からめくれていく様子にはインパクトを受けた人も多いのではないでしょうか。

■実はマスクマンだったアシュラマン……マスクを被った理由が切ない

「阿修羅バスター」も再現可、「S.H.Figuarts アシュラマン」(BANDAI SPIRITS) (C)ゆでたまご・東映アニメーション

アシュラマンも実は覆面だった…!?

 主人公であるキン肉マンをはじめ、マスクを被った超人が数多く登場するなか、「夢の超人タッグ編」でアシュラマンの顔が実はマスクだと明かされた時には、驚いた人も多いことでしょう。

 では、いつからアシュラマンはマスクを被っていたのかというと、子供の頃に家庭教師だったサムソン・ティーチャーに命を助けてもらった時からです。彼を失ったアシュラマンは涙を流すのですが、悪魔超人で魔界のプリンスであるアシュラマンは、そんな姿を他に見せないようにマスクをつけた、あるいは両親がつけさせたのではないか、と『キン肉マン77の謎』では解説しています。

本物のキン肉マンソルジャーの強さはどれくらい?

「キン肉星王位争奪編」で本戦を戦ったキン肉マンソルジャーは、キン肉マンの兄であるアタルがなりすましたもので、本物のキン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)は事前にアタルによって倒されています。

 本物のソルジャー(ソルジャーマン)がリング上で戦うシーンは描かれていないため、強さをはかるのは困難です。『キン肉マン77の謎』でも明言はなく、三段論法を用いてソルジャーの強さを導いています。

 まずソルジャー(ソルジャーマン)を倒したアタルの勝敗を基準にした場合、アタルはキン肉マンスーパーフェニックスに敗れています。そしてスーパーフェニックスはキン肉マンビッグボディをあっさりと倒しており、ビッグボディは「強力の神にそそのかされて、ムリヤリ出場させられたんだ」と弱音を吐いていたため、ソルジャー(ソルジャーマン)より弱いと推測します。よってソルジャー(ソルジャーマン)は「ビッグボディ以上、フェニックス以下」という強さになる……とのことです。

* * *

『キン肉マン77の謎』は、前述のように、1998年に発売された書籍です。その後、同時期から連載開始された『キン肉マンII世』は全610話を重ね、「キン肉星王位争奪編」のラストシーンの続きから始まった新シリーズも連載12年になりました。解決した謎がある一方で、それでも残されたままの謎、さらに混迷を極めている謎などもあるかもしれませんね。

(LUIS FIELD)

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