1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 芸能
  4. アニメ・コミック

アニメ『進撃の巨人』指折りのトラウマシーンに「悪夢だ」「原作以上に過激」の声…!

マグミクス / 2023年10月13日 20時10分

写真

■アニメは聴覚と視覚のダブルパンチでよりツラい?

 第1期の放送からおよそ10年の歴史を刻んできたアニメ『進撃の巨人』も、2023年11月4日(土)放送の『「進撃の巨人」The Final Season 完結編(後編)』をもって完結を迎えます。人類と巨人の壮絶な戦いを描いてきた同作では、思わず目を背けたくなるほどショッキングな場面がいくつも描かれました。

※この記事にはTVアニメ『「進撃の巨人」 The Final Season完結編(前編)』までの内容を含みます。

 まず、誰もが思い浮かべるトラウマシーンといえば、生きたまま巨人に手足をちぎられ、捕食されていく人びとの姿ではないでしょうか。『進撃の巨人』を代表する「ゴア表現」といっても過言ではないでしょう。

 とくに悲惨だったことで有名なのが、調査兵団No.2の実力を誇るミケ・ザカリアスの最期です。普段は寡黙な性格のミケですが、最期は「やぁぁだあああ」「やめてええええッッ」と壮絶な叫び声を挙げながら巨人の餌食となりました。

 しかもアニメ版の当該シーンは、原作以上に描写がむごいうえ、担当声優である三宅健太さんの熱演も加わり、想像を絶する場面に仕上がっています。複数体の巨人に身体のあちこちを捕食され、それでもなかなか死ねず泣き喚くミケの姿には、視聴者からも「あのクールで無口なミケでさえ、泣き喚いて取り乱してしまうギャップが絶望感をより助長させる」「巨人に喰いつかれてもなお意識があるっていうのがまた……」「アニメは視覚と聴覚のダブルパンチで来るからほんとツラい」といった声が挙がっていました。

 一方でミケの部下である「調査兵団」所属の兵士であるナナバの死もまた、多くの視聴者にトラウマを植えつけたワンシーンといえるでしょう。ナナバもミケと同様、クールで勇敢な兵士でしたが、最期は「お父さんやめて! お父さんごめんなさい、ごめんなさい、もうしません!!」と謝りながら複数の巨人に襲われるという、ショッキングな内容でした。

 ちなみに原作には断末魔は描かれておらず、アニメオリジナルの演出として死に際のセリフが付け足されています。その結果、原作にはなかった複雑な家庭環境が垣間見えたうえ、ナナバの最期がより印象的なものになりました。

 ふたりの末路を見るに、過酷な訓練を受けた調査兵団の兵士ですらも、巨人に襲われた際に本音を隠すことはできないようです。そういった意味でいうと、エレン・イェーガーの母親であるカルラの死に際のひと言は、実に印象的で、あまりにも切ないものでした。

 巨人に襲われ、瓦礫(がれき)の下敷きになり動けなくなってしまったカルラは、知り合いの兵士であるハンネスにエレンやミカサを連れて逃げるよう頼み込み、彼らが逃げおおせるまで毅然と振る舞っていました。しかし巨人の魔の手が刻一刻と迫るなか、彼女の脳裏にエレンたちと過ごした思い出が蘇り、最後の最後で「行かないで……」と思わず本音がこぼれてしまうのです。

 ニッタリと笑う巨人の不気味なビジュアルも相まって、カルラが捕食されるシーンは作中随一のトラウマシーンとして知られており、ネット上にも「初めてこのシーンを見たとき衝撃だった」「あの感覚は今も忘れられない」などのコメントが数多く見受けられました。

■NHKの本気を見た「ロッド・レイス」の巨人化

画像はTVアニメ『「進撃の巨人」The Final Season 完結編』ビジュアル (C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

 視聴者にトラウマを植え付けるのは、何もキャラクターが死亡する場面だけとは限りません。いまだにファンのあいだで「NHKはよくこれを放送したな」「これがNHKの本気か」などと感心の声が挙がっているのが、巨人化したロッド・レイスのシーンです。

 彼は巨人化の薬を舐めたことで超大型巨人を超える超重巨体になったものの、あまりの大きさと重さから四肢で身体を支えられず、移動する際はうつぶせのまま這っていくしかありませんでした。その結果、巨人化したロッドの顔面や身体は徐々に削れていき、オルブド区外壁にたどり着く頃には、顔と身体の断面が丸見えになっています。

 しかもアニメ版では顔の断面がより鮮明に描かれたうえ、胴体から内臓がデロデロとこぼれ落ちる描写まで追加されており、『進撃の巨人』屈指のグロテスクなシーンに仕上がっていました。アニメで規制されるどころか、原作よりも過激な場面になるとは、誰も想像していなかったことでしょう。

 アニメ化されたことで、凄惨な場面がよりショッキングになった例はほかにもあります。TVアニメ『「進撃の巨人」 The Final Season完結編(前編)』で描かれた「地鳴らし」の場面は、まさにその典型的な例です。

 同エピソードでは開幕から「地鳴らし」による人類の被害が延々と描き出されており、その光景は地獄以外の何ものでもありません。ある者は巨人に踏み潰され、またある者は巨人から発せられる高熱により身体を焼かれ、街は跡形もなく破壊され、あちこちで悲鳴や泣き叫ぶ声が上がり……。絶望の果てに、自ら命を絶つ者の姿まで描かれていました。

 2023年3月3日に放送されたTVアニメ『「進撃の巨人」 The Final Season完結編(前編)』は、そんな「地鳴らし」を食い止めるべく、ミカサたちがエレンの元にたどり着いた場面で幕を閉じています。果たして世界を滅ぼそうとするエレンを止めることはできるのか、11月4日(土)の放送が待ちきれません。

(ハララ書房)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください