1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 社会
  4. 社会

全国テレビで「沖縄のピカソ」と紹介されたダウン症の画家 祖母・母・めいと初の4世代展 「足を止めて見てくれてうれしい」

沖縄タイムス+プラス / 2024年5月1日 16時57分

家族4世代で絵画展を開いた(後列左から時計回りに)宮城スミ子さん、小波津智恵美さん、小波津笑愛ちゃん、小波津有希さん(提供)

 【沖縄】西原町に住むダウン症の画家小波津有希さん(28)とその家族4世代の絵画展「4代絵画展」が15~19日、沖縄市役所1階ロビーで開かれた。有希さんの祖母宮城スミ子さん(91)、母小波津智恵美さん(65)、めいの笑愛ちゃん(4)の約70点を展示。市役所を訪れた人たちが小波津一家の絵を鑑賞した。

 過去に全国テレビで「沖縄のピカソ」と紹介されたこともある有希さん。2018年にはイタリアのアートたこ展に墨絵を出展し、日伊芸術文化教育実行委員会から「ピエトラ・ミリアーレ芸術勲章」を贈られた実績がある。

 祖母スミ子さんは、13年前に脳梗塞で倒れ、回復後に78歳で絵を描き始め、これまでも有希さんと一緒に展示会を開いてきた。

 母智恵美さんは周囲の勧めで3年くらい前から絵を描くようになり、これまで800点近くを手がけてきた。智恵美さんの孫で有希さんのめいの笑愛ちゃんは、智恵美さんや有希さんが絵を描く姿を見て、4歳ながら自然と絵を描くようになった。

 これまで有希さんとスミ子さんは展示会を開いたことがあったが、智恵美さんと笑愛ちゃんは初めて。今回は智恵美さんが知人から有希さんの展示会の誘いを受け、「家族で展示会をやりたい」と、初めて4人での絵画展を開催した。智恵美さんは「私たちの絵を市役所に来た人たちが足を止めて見てくれた。うれしい」と喜んだ。(中部報道部・比嘉大熙)

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください