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スタインウェイでガーシュインの “本人演奏” も 京都嵐山オルゴール博物館

OVO [オーヴォ] / 2024年5月2日 10時30分

スタインウェイでガーシュインの “本人演奏” も 京都嵐山オルゴール博物館

 京都嵐山オルゴール博物館(京都市)は、今年開館30周年を迎えるのを記念して来年3月31日まで、メモリアルイヤーの特別展示や実演などを実施する。


 博物館は1994年の開館後まもなく、世界最高峰と称されるオルゴールメーカー「スイス リュージュ社」の創業家ギド・リュージュ氏のコレクション約800点を譲り受け、副名「ギド・リュージュ ミュージアム」と名付けられている。現在展示・保管されているコレクションと、オルゴール専用倉庫に保管されているものを合わせると2000点を超え、国内最大規模だ。中には「世界最古のオルゴール」やシンギングバード、蓄音機、オルガン、自動演奏楽器、オートマタ(自動人形)、宝飾品なども含まれている。


 前期企画展として6月4日まで開催されているのが「シンギングバード展」。さえずる宝石ともうたわれ、200年以上前から愛されてきた鳥のからくりだ。その美しい鳴き声と嵐山の新緑。ぜいたくな森林浴が楽しめる。 また、約100年前に製作されたスタインウェイ自動演奏ピアノで、ガーシュウィン作曲の「ラプソディ・イン・ブルー」が“本人演奏”で再現される。

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