中国外交部、米国に向かうジャイアントパンダ2頭が決定

外交部の林剣報道官は30日の定例記者会見で、まもなく米国へ向かうジャイアントパンダに関する記者からの質問に答えました。

外交部の林剣報道官は30日の定例記者会見で、まもなく米国へ向かうジャイアントパンダに関する記者からの質問に答えました。

林報道官によれば、今年2月に中米が締結したジャイアントパンダ国際保護協力研究協定に基づいて、中国ジャイアントパンダ保護研究センターのジャイアントパンダの「雲川（ユンチュアン）」と「シン宝（シンバオ、「シン」は「品」の「口」を全て「金」に替える）」が米国のサンディエゴ動物園に赴くパンダに選ばれました。中米双方の専門家はすでに実地での評価と交流を重ねています。パンダの国際保護協力の要求と技術基準に基づいて準備作業を積極的に行い、米国で暮らすことになるパンダの健康と安全を全力で確保するとのことです。林報道官は「中米ジャイアントパンダ保護協力研究プロジェクトが深まるに伴い、絶滅危惧種と生物多様性保護分野の協力と研究能力がさらに高められ、絶滅危惧種の保護と中米両国民の友情促進に積極的な貢献をすると信じる」と説明しました。（提供/CRI）