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「青と黄色のVポイント」で変わる事、変わらない事 さらに競争が激化する「共通ポイント」サービス

東洋経済オンライン / 2024年4月19日 7時10分

なおVポイントが付与されるのは三井住友カードのプロパーカードのみで、ANAやAmazonなどとの提携カードでは対象外となる。

●使い方

貯めたVポイントは1ポイント=1円分として、従来のTポイント加盟店と、世界中のVisa・Mastercard加盟店で使うことができる。VポイントPayアプリでポイントを残高に移行することができるので、スマホのタッチ決済で簡単にポイントが使える。

三井住友銀行が提供する「Oliveアカウント」に登録すると、ポイント投資やポイント支払いにもVポイントを利用することができる。

新しい「Vポイント」のメリットは?

効率よくポイ活をしようと思ったら、いずれかの共通ポイントに狙いを定め、日々の暮らしの買い物やサービスの利用を、そのポイント経済圏の中でやりくりするのがいい。とはいえあまり熱心になり過ぎると、わざわざポイント加盟店まで行って購入したり、キャンペーン期間中にまとめ買いしたりと、ポイント重視の行動になってしまいがちだ。

そんなポイント経済圏に縛られるということが、新しいVポイントにはない。Visa・Mastercardのクレジットカードは国内外の1億店以上の加盟店で利用できるので、わざわざ店舗を選ばなくても、普通に買い物しているだけで自然とポイントが付いてくるような印象なのだ。

ユーザーにとって新たな選択肢が生まれた一方で、共通ポイント各社にとっては、新しいVポイントは脅威になるので、ポイント競争がさらに激化することが予想される。新しいVポイントはユーザーやポイント業界にどれほどの影響を与えられるのか、今後の動きからも目が離せない。

綿谷 禎子: ライター

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