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休み明け、男性がよそよそしい理由は?気になる彼との「適切な距離感」

ココロニプロロ / 2020年1月4日 17時55分

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休み明け、男性がよそよそしい理由は?気になる彼との「適切な距離感」

お正月休みもそろそろ終わりですね。今は9連休ですっかり昼夜逆転しちゃっている、なんて人もいるのではないでしょうか。

長い休みが明けたときというのは、仕事モードに入りきらずミスをしがちなもの。中でも気をつけたいのは、意中の相手との「適切な距離感」の見きわめです。

■「社会的浸透理論」とは?
社会心理学者Irwin Altman(アーウィン・アルトマン)とDalmas Taylor(ダルマス・テイラー)によって1973年に提起された、「社会的浸透理論」をご存知でしょうか?これは、人がどのように親しくなっていくか、という過程についての理論になります。

例えばあなたが、コーヒーを買い求めたとしましょう。この行動の裏には、「喉が渇いたので潤したい」「カフェインを摂取してちょっと落ち着きたい」なんて欲求があるわけですね。

人のパーソナリティの中心部には動機、欲求、感情、思考、経験などのきわめて個人的な情報があり、それらを包むように行動や言葉といった層があります。このような二重の構造で、人間性は築かれているのです。

「親しくなる」とは、この外側の言語的行動の層から内面の層へと、互いに「自己開示」しながら浸透していくことである、とするのがこの理論になります。もっと単純に言うと、人は誰かと親しくなるにあたり、段階的にお互いを見せて心の距離を縮める、ということです。

■親しさには段階がある
最初は相手のことを知らないので、誰でも多少なりとも警戒心があります。でも、自分とまったく合わないとか、一緒にいるだけで不快になるような人間でないとわかると、一旦は警戒を解き安心感を抱くのです。

次にどういう人なんだろうと興味が湧き、趣味とか特技とかライトな話題からお互いの表面的な情報を知って、親密度を上げます。一緒に過ごし、いろいろな会話を交わすことで、相手の考えや哲学、価値観を知ります。自分にない面や共通する部分を知ると、そのたびに親密度は増していくでしょう。

あまり人に言えない話もできるようになり、「自分に心を開いてくれているんだな」と思って信頼感が育まれるのです。

この「自己開示」の内容が深くなればなるほど、深い親愛へと発展します。やがて「この人でなければいけない」と思えたとき、愛情に成長するのです。

■段階の見誤りが関係の退化現象を引き起こす
片思いしている女性の多くが、おそらくは親密度信頼感の途中経過にいるでしょう。自分としては、相手と信頼感まで築けていると思っているのに、休み明けに会ってみたらなんだかツレない…ということが起こります。

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