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[関西U-16 ~Groeien~] 初芝橋本の「強い」リーダー、左SB鎮守航太朗主将はスーパークリアも。これから、「勝てるチームにしていきたい」

ゲキサカ / 2024年4月30日 11時24分

初芝橋本高を背中で引っ張った左SB鎮守航太朗主将(1年=川上FC出身)

[4.27 関西 U-16 ~Groeien~G2第1節 初芝橋本高 1-3 滝川二高 ダイセル播磨光都第1G]

「関西U-16 ~Groeien~2024」開幕戦は1-3で逆転負け。その中で初芝橋本高(和歌山)のキャプテン、左SB鎮守航太朗(1年=川上FC出身)は「強いです」という気持ちと勝利への執着心を表現していた。

 初芝橋本は前半20分、FW佐々木侑成が敵陣での奪い返しからコントロールした右足ミドル。対戦相手の滝川二高(兵庫)も「ゴラッソ」と認める一撃で先制した。すぐに追いつかれたが、怯まない。右のMF戸出虎我と左のMF石田将一朗の両ワイドやDFの前に潜り込むMF伊田星豪の突破力も活用しながら再び勝ち越し点を目指した。

 後半9分には相手の決定機でゴールカバーした鎮守が、執念のスーパークリア。「失点したらやっぱり相手に有利になるんで。まずは失点しないことを重視しています」という責任感でボールをかき出した。

 初芝橋本はMF中野壮次郎やMF山田頼慈が運動量、強度といった特長を発揮し、DF陣も良く踏ん張っていたが、突き放されて1-3。後半42分には、パスワークで相手の守りを崩し切ったが、決めることができなかった。

 黒星スタート。鎮守は今年のチームについて「全員が最後まで声を出して、全員でハードワークできるチームだと思います」と説明し、「やっぱりキャプテンとして、チームを頑張って引っ張って、まずは勝てるチームにしていきたいです。やっぱり試合の終盤になってきたらどんどん足が動かなくなるんで、もっと体力つけて、チームに貢献できる選手になりたいです」と誓った。

 鎮守は縦突破と両足のキック、対人守備の強さが特長。日本代表DF冨安健洋から刺激を受けているというSBだ。まずは1年生チームで欠かせない存在となり、「もっと上の学年に携わっていけるような選手になりたいです」と意気込んでいる。

 気持ちの強さは全国大会に出たい、そのための土台をしっかりと築きたいという思いが源。「今日負けてしまったんですけど、また明日から切り替えて、まずグロイエン(Groeien)1勝目指して、そこから波に乗って昇格できればなと思います」。ブレることなくチームメートとともに成長を目指し、結果に結びつける。
FW佐々木侑成は相手も認めるようなスーパーゴールMF中野壮次郎は鋭い飛び出しなどを見せていた
(取材・文 吉田太郎)

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