蟹江敬三さん長男が子役・若山耀人容疑者の逮捕に嘆息「ここまでの転落人生は稀に見る悪例」

蟹江一平（2009年撮影）

14年に亡くなった俳優蟹江敬三さんの長男で俳優の蟹江一平（47）が2日、X（旧ツイッター）を更新。栃木県で夫婦の遺体が見つかった事件で、1日に新たに死体損壊容疑で逮捕された元俳優の若山耀人（きらと）容疑者（20）について思いを述べた。

蟹江は「純朴で真っ直ぐな少年は、わずか数年後に死体を遺棄し損壊する極悪で真っ黒な青年へと豹変していた。那須で起きた夫婦殺害事件の犯人として元子役の男らを逮捕」と報道に言及。若山容疑者は14年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で岡田准一が演じた戦国時代の武将、黒田官兵衛の幼少時代を演じて注目されるなど、子役からキャリアを積み重ねてきた。蟹江は同容疑者の逮捕に、「色んな子役さんを見てきたが、ここまでの転落人生は稀に見る悪例だ。しかもまだ20歳、《子役上がりに絶望するには早すぎるだろ…　松寿丸」とつづった。

若山容疑者はほかにも、12年の日本テレビ系「悪夢ちゃん」、13年のテレビ朝日系「仮面ライダーウィザード」などに子役として出演。18年には映画「曇天に笑う」に出演し、舞台あいさつにも登壇していた。「軍師官兵衛」は現在もNHKの配信サービス「NHKオンデマンド」で配信中。SNSでは「お蔵入りですか？」「作品自体に罪はないが」「めちゃくちゃかわいい顔してた男の子じゃん覚えてるわ」など、驚きの声や作品の今後を心配する声もあがっている。