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新日本プロレス、会員の個人情報入りUSBメモリ紛失 漏えいおそれで謝罪「心より反省しております」

ORICON NEWS / 2024年4月30日 13時9分

公式HPにて新日本プロレスが会員の個人情報を紛失で謝罪

 新日本プロレスリングは30日、公式ホームページにて、会員の個人情報が入ったUSBメモリを紛失したことを発表した。

【写真】真面目な表情で登場した新日本プロレスの代表取締役社長・棚橋弘至

 同社は「このたび、新日本プロレスリング株式会社(以下『当社』といいます。)の提供する『Team NJPW(新日本プロレスリングオフィシャルファンクラブ)』(以下『ファンクラブ』といいます。)において、ファンクラブのご会員様に関する個人情報を保存した暗号化セキュリティ機能付きのUSBメモリ(以下『本件USBメモリ』といいます。)を紛失する事故(以下『本件事故』といいます。)が発生いたしました」と報告した。

 USBメモリの発見には至っていないが、「当該個人情報の不正利用等の二次被害が発生した事実は確認されておりません」と伝え「ご会員の皆様には多大なご迷惑とご心配をおかけし、深くお詫び申し上げます」と謝罪した。



 発表によると、漏えいの恐れがある個人情報は、退会した会員を含め3万2775人ぶんの会員番号や氏名など。USBメモリには、住所や電話番号、メールアドレス、クレジットカード情報などは含まれない。

 なおUSBメモリには「高度な暗号化セキュリティ機能が設定されており、現時点では、上記の個人情報が第三者に不正に使用された事実や二次被害は確認されておりません」と報告した。

 事故の経緯については、22日の東京・後楽園ホール大会にて、ファンクラブの会員向け撮影会の準備を行っていたところ、同件USBメモリを紛失していることが発覚。社内や会場付近を捜索したものの発見できなかったという。

 25日に警察に遺失物届を提出し、捜索を依頼。また同日、個人情報保護委員会及びプライバシーマーク審査機関である一般財団法人放送セキュリティセンター(SARC)に対し報告を行った。対象の可能性がある会員には個別に通知した。

 事故の原因については、ファンクラブ限定のイベント等での認証として、会員のICチップ入り会員証を認証用端末で読み込む方法を実施している。現場で、認証用端末の会員情報の更新を、最新の会員情報の記録されたUSBメモリを読み込む方法により行っていた。そのため、本件USBメモリを撮影会等の会場に持ち出す場合があり、その過程において紛失してしまったものと説明した。

 今後の対策として、当面はファンクラブ撮影会について、「会員証」「有料入場券」及び「身分証」の確認のみとし、将来的にUSBメモリを使用しない新たな認証システムへ移行の検討を進める。また、個人情報の社外への持ち出しを最小限に留めるようにし、持ち出した記録媒体の管理を徹底するようにすると発表した。

 最後に「今回このような事態を起こしてしまったことを真摯に受け止め、心より反省しております。今後は、従業員に対し、個人情報の取り扱いについて、社員教育を通じて周知徹底を図るとともに、全社を挙げて個人情報のより一層厳重な取り扱いに努め、再発防止に取り組んで参ります」とし、「このたびは、ご会員の皆様にご迷惑をおかけしたことを重ねてお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

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