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【注意喚起】「ペットによる火災事故」を防ぐポイント

Digital PR Platform / 2024年3月28日 11時0分


▌年度ごとの事故発生件数
 図1に「年度ごとの事故発生件数」を示します。ペットによる事故は、約 9割(61件中54件)が火災事故に発展しているため、注意が必要です。

[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2526/85686/700_381_2024032721050466040b7006732.JPG


図1 年度ごとの事故発生件数


▌製品別・ペットの種類別の事故発生件数
 表1にペットによる事故 61件の「製品別・ペットの種類別の事故発生件数」を示します。製品別で件数が最も多いのはガスこんろで、犬や猫が操作ボタンを押したことで発火したと考えられる事故が発生しています。ペット別で件数が最も多いのは猫で、製品全般で事故が発生しています。また、猫はIHこんろや太陽光発電用パワーコンディショナー、プリンター等の高い位置にある製品に飛び乗って事故を発生させる傾向があり、猫の高い身体能力も事故に関係していると考えられます。

[画像3]https://digitalpr.jp/simg/2526/85686/700_451_2024032721064666040bd67c895.JPG


表1 製品別・ペットの種類別の事故発生件数 ※()内は火災事故の件数


▌事象別の事故発生件数と被害状況
 表2に「事象別の事故発生件数と被害状況」を示します。事象別では「ペットがこんろの操作ボタンやスイッチを押したことで発火」したものが最も多く、飼い主が外出時に留守番をしていたペットが死亡する事故も2件発生しています。

[画像4]https://digitalpr.jp/simg/2526/85686/700_217_2024032721083866040c46dd6b3.JPG


表2 事象別の事故発生件数と被害状況 ※()内は火災事故の件数

(※5)製品本体の被害にとどまらず、周囲の製品や建物に被害が及ぶことを拡大被害としている。
(※6)トラッキング現象・・・ペットの尿などの液体の付着により、絶縁物の表面に放電が発生し、電気の通り道である導電路(トラック)が形成されることで、配線間でショート(絶縁破壊)してしまうこと。


▌ペットによる事故を防ぐポイント
出掛ける際はガスこんろの元栓を閉め、IHこんろ・電気こんろは主電源を切る。
操作ボタンをロックする機能がある場合は使用する。
 ペットがガスこんろに寄りかかったり、IHこんろの上に登るなどして操作ボタンやスイッチを押してしまうことがあります。万が一そのような事態になっても火災につながらないよう、ペットを家に残して出掛ける際は、ガスこんろは元栓を閉めて、IHこんろや電気こんろは主電源を切ってください。また、操作ボタンをロックする機能がある場合はロックをかけるようにしてください。

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