特集2018年2月8日更新
眞子さま・小室圭さんのご結婚延期報道まとめ
秋篠宮家の長女・眞子さまと小室圭さんの「ご結婚」に関する一連の儀式・行事の延期が宮内庁より発表されました。この発表にあたり、眞子さまの「お気持ち」や小室さんの動向、宮内庁や眞子さまとゆかりのある人たちの反応などをまとめました。
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エリザベス女王が亡くなった2日後、英国・ロンドン近郊のウィンザー城で姿を見せた(左から)キャサリン妃、ウィリアム皇太子、ヘンリー王子、メーガン妃。2022年9月10日撮影 - 写真=PA Images/時事通信フォト
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プレジデントオンライン / 2022年12月6日 8時15分
イギリスのチャールズ国王の次男、ヘンリー王子が来年1月に回顧録を出版する。ジャーナリストの大門小百合さんは「『Spare』という意味深なタイトルの本で、英国王室に批判的なことも書かれているのではないかと、注目が集まっている。 [全文を読む]2月6日、ご結婚関連儀式の延期を宮内庁が発表
宮内庁は6日、昨年9月にご婚約が内定した秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまと国際基督教大学(ICU)時代の同級生、小室圭さん(26)=横浜市=の結婚式を含めた一連の儀式の日程を延期すると発表した。
ご結婚関連儀式・行事は2020年に行われる見通し
結婚に関する一連の行事は、天皇陛下の退位や皇太子さまの即位などの儀式が終了した後の2020年になる見込み。
来年は天皇陛下の退位と新天皇の即位に伴い、「即位の礼」や「大嘗祭」などの一連の儀式が行われることから、秋篠宮ご夫妻ら関係者と相談の上、二人で20年への延期を決め、天皇、皇后両陛下にも報告したという。
眞子さまの「お気持ち」を宮内庁が文書で公表
「準備を行う時間的余裕がないことを認識するように…」。宮内庁は、秋篠宮家の眞子さまと小室圭さんの結婚延期を発表し、お二人の「お気持ち」を公表しました。 https://t.co/ozgqzExRaU pic.twitter.com/ap0sJpQ0oV
— 朝日新聞デジタル編集部 (@asahicom) 2018年2月6日
「充分な準備を行う余裕ない」「色々なことを急ぎ過ぎていた」
眞子さまは延期に至った理由について「秋の結婚までに行う諸行事や結婚後の生活について、充分な準備を行う時間的余裕がないことを認識するようになりました」とつづられた。
眞子さまはこの中で、昨年5月の結婚報道により、「当初の予定を大きく前倒しして婚約が内定した旨を発表することにいたしました」とご説明。その後、一連の儀式の日取りが公表されたが、「色々なことを急ぎ過ぎていた」とご回想。「そのまま前に進む」という選択をしてきたが、関係者と相談を重ねた結果、結婚に関する諸行事を再来年に延期し、「充分な時間をとって必要な準備を行うのが適切」と判断されたという。
小室さんは延期発表の夜に“無言”の一礼
大勢の報道陣が詰めかけるなか、コート姿の小室さんは正面玄関を出る際に深々と一礼。報道陣の「今のお気持ちは」などの問いかけに無言で、警察官に付き添われながら帰路に就いた。
発表翌日、2月7日の様子
小室さんは午前7時ごろ、横浜市港北区の自宅から出勤した。自宅前に集まった報道陣に穏やかな表情で一礼し、タクシーに乗り込んだ。
「ご結婚の延期」は極めて異例の事態
これまでのプランでは2人は3月に「納采の儀」、10月に「告期の儀」を行い、11月に帝国ホテルで結婚式を挙げる予定だった。婚約内定を発表した皇室の子女が延期を決めるとは極めて異例な事態。
一度公表した皇族の結婚の日程を全て白紙に戻すという異例の発表。宮内庁としての受け止めを問われた加地氏は「お二人が話し合って判断されたこと。われわれはご意向に沿って、また結婚に向けてお支えしていく」と淡々と説明した。
本来予定されていた儀式・行事
2018年3月4日(日)納采の儀
2018年10月7日(日)告期の儀
2018年10月31日(水)賢所皇霊殿神殿に謁するの儀
2018 10月31日(水)朝見の儀
2018年11月4日(日)入第の儀
2018年11月4日(日)ご結婚式
過去にも「ご結婚」が延期された例も
皇室の結婚が延期された例としては、1923(大正12)年の関東大震災発生で、昭和天皇と香淳皇后の結婚が先送りにされたことがある。
ちなみに、自然災害などで婚約内定発表が延期されるケースは過去に何度かありました。
過去の皇族の結婚に関する日程変更は、自然災害によるものがほとんど。天皇、皇后両陛下の長女、黒田清子さんの婚約内定の発表は当初、2004年11月に予定されていたが、新潟県中越地震と高松宮妃喜久子さまの逝去によって2度延期され、同年12月末となった。眞子さまご自身も九州北部豪雨のため、婚約内定発表を2カ月延期されている。
一部週刊誌が報じた“小室さん母の金銭トラブル”
昨年末から複数の週刊誌が、小室さんの母親と知人男性との間で金銭トラブルがあると報じていた。週刊誌報道は「知人男性から400万円を借りた小室さんの母が返済をしていない」という内容。「金銭の提供」があった時期は小室さんが大学生だったころで「国際基督教大学の入学費用や留学費用に使われた」などと報じている。
宮内庁関係者の話として、小室さんは秋篠宮さまに「この件はまったく知らなかった。直接説明したい」と申し出たものの「結構です」と断られたことや、その後宮内庁が小室さんを極秘に呼び出したことも書かれている。
宮内庁は週刊誌報道との関連を否定
加地隆治宮務主管「結婚のご意思は変わりない」
宮内庁の加地隆治宮務主管は、ご結婚の延期と週刊誌報道との関連について「報道があったから意思が変わられたということではない。ご結婚の意思は変わりないと承っている。報道による延期ではない」と話し、否定した。
延期の理由として、準備の時間がないことや、来年天皇陛下の退位に伴う代替わりの儀式を控えていることを挙げた。「必要な準備とは何か」「宮内庁は助言しなかったのか」などと、経緯を確認する質問が相次いだが、「説明が難しい」「文書の通り」「具体的には控えたい」と述べるにとどめた。
「週刊誌報道などで心配する国民もいると思うが、ぜひこの(眞子さまの)文書を読んでいただけたら」と述べ、約1時間の会見を終えた。
宮内庁職員「外部の“雑音”を心配はしていた」
同庁職員の一人は、小室さんの母をめぐる金銭トラブル報道を踏まえ、「外部の“雑音”を心配はしていた」と明かしつつ、「ご結婚そのもののお気持ちに変化があったわけではない」と今後も支える意思を示した。
眞子さまのご婚約は、昨年9月に天皇陛下が結婚を認める裁可をされて内定。それだけに、別の職員は「不安材料があるなら、しっかり解消してから進められるほうがいいと思う」。
週刊誌報道の影響もある?
「週刊誌報道以外に延期の理由は考えられない」の声も
宮内庁関係者の“本音”を伝える記事も。
別の関係者は「週刊誌報道以外に(延期の)理由は考えられない。本当に残念だが、このタイミングを逃したら、もう引き返せない」と本音を漏らした。
とある皇室担当記者は、今回の「延期」に関して、次のような見解を示す。
「一度決まった結婚関連の儀式を白紙に戻すのは“異例”です。
宮家担当の責任者に当たる加地隆治宮務主管は記者会見で、“あくまで必要な準備を行うための延期であり、結婚のご意思は変わりない”と何度も強調しましたが、関係者の間では週刊誌報道の影響もあると見ています」
有識者「問題があるならば解決してご結婚していただきたい」
小田部雄次・静岡福祉大学教授(近現代皇室史)は「報道のような問題があるならば延期した間に解決してご結婚していただきたい。女性皇族の結婚も一般の国民と同じように本人の意思が尊重されるが、日本社会には家同士の関係が重視される面がある。宮内庁や関係者が良い結果となるよう対応してほしい」と話す。
ネット上では心配の声あがる
ツイッターでは、
「ポジティブに捉えるなら、この2年間に小室さんのお仕事のこととか、週刊誌報道が本当ならば小室さん母の件もクリアにしてくださいよってことかもしれないし...。でも結婚したいのに、2年ってめちゃくちゃ長いよなあ」
「小室家母の問題かねやっぱり...なんだか眞子さまがお気の毒だな...」
「週刊誌に婚約者小室さんの母様が借金してるとかなんとか出たんだ。何かあったね。ゆっくりお考えください」
と心配する声があがっている。
眞子さまとゆかりのある人たちからは励ましの声
帯解寺(奈良市)の住職・倉本堯慧さん
安産祈願の寺として皇室とも関係が深く、眞子さまの母、紀子さまにも安産岩田帯やお守りを献納した帯解寺(奈良市)の住職、倉本堯慧さん(72)は「新しい天皇陛下のもとで、新しく人生の門出を迎えるのもよいことではないか」と慶事が重なることを前向きにとらえ、「じっくりと結婚に向けた準備を進めていただきたい」と語った。
2017年6月にブータンで伝統芸能を披露した阿部繁行さん
眞子さま、ブータンご訪問 地元紙が1面トップで詳報 和服姿の写真も https://t.co/M3EHYGK1ZA #眞子さま #ブータン pic.twitter.com/P5iA2jBltJ
— 産経ニュース (@Sankei_news) 2017年6月3日
昨年6月にブータンを訪れた眞子さまが見守られる中、現地の交流イベントで岩手県一関市の伝統芸能「牧沢神楽」を披露した阿部繁行さん(66)は、「お気の毒だ」と一言。「ブータンで眞子さまから心のこもったお言葉をかけられて以来、ファンになったので人ごとに思えない。今後、立て直されることを望みます」と語った。
鳥取県の障害者支援施設を訪問された時の案内役・玉井司さん
眞子さまは2016年に鳥取県米子市の障害者支援施設「もみの木園」を訪問された。案内した玉井司さん(66)は「婚約内定の会見を見た時、お二人の絆の強さを感じた。時間がかかったとしても幸せになってほしい」と語る。
2016年の台風10号で被災して面会した佐々木達也さん
16年の台風10号で被災し、お見舞いに訪れた眞子さまと面会した佐々木達也さん(63)=岩手県岩泉町=は「東京五輪が開かれる20年の結婚なら、タイミングとしては盛り上がるのではないか。良い家庭を築く準備期間にしてほしい」と期待した。
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