特集2018年1月25日更新

簡単・手軽に時短料理!缶詰アレンジレシピ

最近、ちまたでは「缶詰がさらに美味しくなった」などと話題になっています。そんなそのまま食べても美味しい缶詰に一手間加えて、簡単に美味しさをアップさせる缶詰アレンジレシピを紹介します。

目次

あっという間にできる“缶詰”サラダ料理

あと一品ほしい…そんな時は「スパイシーコーンサラダ」

缶詰のコーンにバター、塩少々、一味唐辛子を加え、ふんわりラップをかけて600Wのレンジで45秒〜1分間加熱。ラップを外し、スプーンで混ぜ合わせたら、パルメザンチーズなどお好みのチーズ、お好みでパクチーを散らすだけ。

サーモン缶で作る「サーモンとビーンズのサラダ」

1.サーモンの煮汁(半分程度)にオリーブオイルを加えて、しっかりと乳化させます。
2.サーモンとビーンズ缶を和え、1のドレッシングをかけて出来上がり。お好みでレモンを絞っても◎。

朝食や軽めの昼食に“缶詰”パン料理

サバ缶で作るお手軽「サバサンド」

トルコ名物のサバサンドは、船着き場の屋台などでふるまわれている、現地の人や観光客に愛される一品です。本来は、焼き鯖にレモンを絞ってバゲットに挟んだサッと食べられるバケットサンドイッチ。でも、鯖を買いにいくのも、家で焼くのもちょっと手間がかかる......ので、今回は鯖缶を使います。

やきとり缶で作る「バインミー」

【1】バゲット(15cm程度)2本の側面にそれぞれ切れ目を入れ、内側にバター適量を塗る。
【2】ボウルに『やきとり塩味』缶2缶分の身を入れ、魚醤少量を加えてよく混ぜる。
【3】 【1】に好みのナムル3種(ほうれん草、にんじん、豆もやしなど)、パクチー適量、【2】を挟む。

お酒にも合う「コンビーフトースト」

コンビーフとチーズの香りが食欲をそそります! 実際に食べてみると、コンビーフを加熱したことで肉がしっとりし、チーズとの相性も抜群。さらに、最後にブラックペッパーをかけているので、スパイシーでビールやワインが飲みたくなってきます。

超時短! 1分でできる「さば缶のリエット風」

1、さば缶は缶汁を切り、身だけボールに入れる。
2、ヨーグルトとおろしにんにくも加え、スプーンでつぶしながら混ぜる。
3、味をみて、必要であれば塩を加える。

「さばとヨーグルトって合うの?」と思われるかもしれませんが、ツナのような味わいになるんですよ。

色鮮やかな美容野菜・ビーツの缶詰を使った「ビーツのディップ」

味はもちろん、美容と健康にもよいビーツ、積極的に食べたいですね。続いては、入手しやすい缶詰のビーツを使った欧米スタイルの簡単レシピをご紹介します。
1. クルミは弱火にかけたフライパンで軽く炒る。
2. すべての材料をフードプロセッサーに入れて、なめらかになるまで攪拌する。

おかずにもぴったり“缶詰”一品料理

缶詰のまま調理!「オイルサーディンのトマトグラタン」

旨味が凝縮されたオイルサーディンに、しゃきしゃきの玉ねぎの辛味とミニトマトの甘味、チーズの程よい塩味とコクがマッチ!
白ワインにはもちろん、ミントの香りがさわやかなモヒートとも合いますよ。

オイルサーディンを使った「トロトロねぎチーズ磯の香りのグリル焼」

缶のふたを開け、グリルで缶ごと焼いた後、香り付けに海苔と醤油を入れ、チーズもタップリぶち込んでもう一度焼く。最後に刻みネギをぶちまける。
これだけ。
しかも、作りはじめて6分後には口の中にいわしがいます。時短料理です。

一度食べたらハマっちゃう!「サバ缶と大葉のライス春巻き」

サバのみそ煮の缶詰を1缶まるごと使った春巻きをご紹介します。白飯とサバのみそ煮という、絶対的な相性を持つ2つを、まとめて包んでしまうという大胆なレシピですが、いざ口にするとびっくり。やみつきになること間違い無しです。

ヘルシーな「サバ缶と旬野菜のトマト煮」

ダイエットや美容にいいとされるリコピンを豊富に含むトマトと、血液サラサラ効果のあるDHAやEPAを含むサバの缶詰を使った、ヘルシーな一品。サバの缶詰は汁ごと使うから、うまみもしっかり出ますよ!
隠し味のトマトケチャップでトマトの酸味をまろやかにし、コクをアップさせるのもポイント。野菜を大きめに切るから、ヘルシーなのに食べ応えもバッチリです。

簡単にできる郷土料理「地竹(じだけ)汁」

(1)ジャガイモを食べやすい大きさに切り、あく抜きをする。長ネギや豆腐を食べやすい大きさに切る。
(2)鍋に水を入れ、ジャガイモを入れて煮る。火が通ったら、タケノコ水煮、豆腐、サバの水煮(煮汁ごと)を投入し、ひと煮立ちさせる。
(3)最後に、味噌をとけば完成。

ご飯にもお酒にも合う「サバ缶そぼろ」

さばがホロホロっと口の中でほどけたところに、味噌の香ばしさが相まってたまりません! 薬味はたっぷりめに入れたほうがさらに風味豊かになりそうです。
今回はごはんの上に載せて食べるので、しっとりするよう焼き時間は控えめにしましたが、もう少し焼いたり、最初の汁を減らしたりして水分を飛ばせば、日本酒や焼酎のアテにも良さそうです。なめろうを焼いた千葉県の郷土料理「さんが焼き」のような感じですね。

がっつりと食べられちゃう“缶詰”ご飯料理

栄養満点なのに簡単!「ツナたまご飯」

(1) 温かいご飯に油をよくきったツナをのせる。真ん中にくぼみをつくって、温泉卵をポンッと置く(温泉卵がない場合は、通常の卵の黄身でもOK)。
(2) その上から刻んだ小ネギを振りかけて、お好みでしょうゆと一味唐辛子をかけたら出来上がりだ。

しょうゆが染みたツナの濃厚さと温泉卵のとろ〜りとした味わいで、食欲がないときでもペロリと食べられるほど絶品。ぜひお試しあれ。

サンマ缶で作る「サンマとニラの卵とじ丼」

1、サンマ缶のサンマは食べやすい大きさにほぐしておく。ニラは長さ3cmに切る。
2、フライパンにサラダ油を中火で熱し、ニラを炒める。しんなりしたらサンマ缶を汁ごとと、<調味料>の材料を加える。
3、煮たったら、溶きほぐした卵をまわし入れ、フライパンに蓋をして半熟状になったらご飯をよそった器に盛る。

記憶力・集中力がアップする!?「さば缶ドライカレー」

1、たまねぎとにんじん、にんにく、生姜はみじん切りにする。
2、オリーブ油を熱したフライパンで(1)をしっかり炒めたら、さばを缶汁ごと入れ、ヘラでさばの身をこまかくほぐす。
3、(A)の調味料を加えて炒め合わせ、味をみて塩・こしょうで味を調える。
4、ごはんを器に盛り、(3)をかける。

DHAと食物繊維が一度にとれる「さば缶トマトカレー」

1、玉ねぎは薄切りにする。鍋にサラダ油を入れて熱し、玉ねぎを炒め、塩、こしょうをする。
2、トマト缶、水200ml、さば缶(缶汁は半分)を入れて中火で10分煮る。カレールウを加えて溶かし、弱火で1~2分煮る。

包丁の出番は玉ねぎを切るだけ。しかも、みじん切りではなく、薄切りにすることで時短にもなり、存在感を残すことで見た目のおいしさもアップします。

麺との相性も抜群! “缶詰”パスタ・麺料理

サバ缶とトマト缶を使って簡単にできる「ミートソース」

1、たまねぎとにんにくはみじん切りにする。
2、オリーブ油をひいたフライパンに(1)を入れて火にかけ、たまねぎがしんなりするまで炒める。
3、さば缶を汁ごと入れ、ヘラでつぶしながら細かくほぐす。
4、トマト缶と赤ワインを入れ、数分煮詰める(ヘラで筋をつけたら、ゆっくりその筋が戻るくらいまで煮詰める)。
5、醤油、ウスターソース、塩、あれば乾燥ハーブを入れ、ひと煮立ちさせる。

キノコとサバ缶で作るヘルシーな「ペペロンチーノ」

1. お湯を沸かし、塩を適量(分量外)入れてパスタを茹でる。
2. お湯を沸かしている間、マイタケは手で食べやすい大きさに割き(下側で固い部分があれば包丁で切り落とす)、マッシュルームとタマネギは薄切りにする。ニンニクは横にスライス、赤唐辛子は輪切りにする(種は入れない)
3. フライパンにオリーブオイル、ニンニク、赤唐辛子を入れ、香りがたったら、2の野菜を入れさっと炒める。
4. 火が通ったら、鯖をほぐしながら入れる。さらに茹であがったパスタを入れて馴染ませたら塩・コショウで味を整えて完成。

ツナ缶で作る「スパゲティ・コン・トンノ・エ・リモーネ」

1. 鍋に水を入れて、沸騰させる。中火にしてから海塩を加え、スパゲティを茹で始める。
2. フライパンにオリーブオイルを入れて中火にかけ、温まったら油を切ったツナを炒める。スパゲティの茹で汁(1/2カップ程度)を加えて1〜2分ほど炒め、パスタに絡みやすいソース状に。
3. 2のフライパンに、種を取って輪切りにした唐辛子、レモンの絞り汁(大さじ1)、レモンの皮のすりおろし(1/2コ分)、アルデンテの状態で引きあげたスパゲティを加え、ソースによく絡める。火加減は中火のまま、手早く仕上げます。塩(分量外)で味を整えたらできあがり。お好みで刻んだパセリを散らしても。

30秒で完成する山形名物「ひっぱりうどん」

材料はサバの水煮缶詰、納豆、卵、めんつゆ(または醤油)、うどんと少なめ。作り方も簡単で、うどんをゆでて材料を混ぜれば出来上がりだ。味はシンプルなのに、妙にクセになる味わいだ。
このひっぱりうどんは「今日、家にあるもの」が基本。材料も大根おろしに納豆、とろろを加えてみるなど、家庭によってそれぞれだ。

冷凍うどんに「サバ味噌缶」 そして◯◯を加えるとさらに美味に

◆うどんにサバ味噌缶
「レンチンうどんにサバ味噌の缶詰をかけて混ぜるだけ。それにマヨネーズを加えればクリーミーな酸味がプラスされて、さらに美味しくなりますよ」

おやつや食後にオススメな“缶詰”スイーツ

白桃缶で作る「ヨーグルトソルベ」

1、白桃は粗めのみじん切りにする。ヨーグルトと混ぜ合わせ、冷凍庫で冷やしかためる。
2、かたまったら、ひとくち大に切り、ミキサーでなめらかになるまでかくはんし、再び冷凍庫で冷やしかためる。器に盛り、ミントの葉を添える。

パイン缶を使った彩り鮮やかな「アイスキャンディー」

1. すべてのフルーツを小さめにカットし、ボウルで混ぜます。
2. アイス・キャンディの容器または小さめのプラスチックのカップに入れて、お好きなジュースを注ぎます。
3. 2-3時間冷やして、出来上がり。

大人向けな“缶詰”ドリンク

缶詰のチェリー&シロップで作る「コーヒー・トニック」

一見意外に思えるコーヒーと炭酸、フルーツの組み合わせは実はカクテルの世界ではめずらしくありません。
フレーバーとしておすすめなのはチェリーやレモンスライス。コーヒーとトニックウォーターの苦み、フルーツの酸味が絶妙なバランスです。夏のモーニングコーヒーとしておすすめ。

バーボンウイスキーと桃缶の「桃のオールドファッションド」

桃缶からシロップ、そして桃を適量取り出します。
ミキサーもしくはハンドブレンダーをもっていない場合は、この時点で桃を潰しておくといいでしょう。手でもマッシャーでもフォークでもいいです。そのあと『ウッドフォードリザーブ』を混ぜて、氷の入ったグラスに注げば出来上がり。